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有価証券報告書の開示に関する留意事項
月刊誌『会計情報』2022年5月号
公認会計士 廣橋 里美
本稿では、2022年3月決算の有価証券報告書の開示に関する留意事項について解説を行う。
本稿で使用する有価証券報告書の記載事例は、公益財団法人 財務会計基準機構の作成した『有価証券報告書の作成要領』(2022年3月期提出用)を参考にしている。
また、金融庁のウェブサイト 『企業情報の開示に関する情報(記述情報の充実)』では、「記述情報の開示に関する原則」及び「記述情報の開示の好事例集2021」等の情報が集約されており、2022年3月期の有価証券報告書を作成するにあたって参考になるものと考えられる。また、2022年4月には、金融庁より『有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項及び有価証券報告書レビューの実施について(令和4年度)』が公表されているため、留意されたい。
金融庁
『企業情報の開示に関する情報(記述情報の充実)』
https://www.fsa.go.jp/policy/kaiji/kaiji.html
『有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項及び有価証券報告書レビューの実施について(令和4年度)』
https://www.fsa.go.jp/news/r3/sonota/20220325.html
以下においては、原則として、指定国際会計基準及び修正国際会計基準に関連する規定については記載していないため、これらに基づく開示を行う会社においては注意が必要である。
※続きは添付ファイルをご覧ください。
本記事に関する留意事項
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