出版物

図解 一番はじめに読む内部監査の本(第2版)

2007年に内部監査の入門書として発刊した「図解一番はじめに読む内部監査の本」の改訂版です。

初版の発行以来、読者から予想を超える数のコメントをいただきました。

そのコメントの中に、「最近ERMの話を聞くが、内部監査との関係がよくわからない」といった内容が多く含まれていました。確かに、内部監査が企業価値の向上に貢献するためにはERMを支援すべしという話はよく耳にしますが、実際にどうすれば良いのかという具体論についてはあまり議論されていないようです。そのため、ERMと内部監査の接点となる「リスク評価」を中心に初版を加筆・修正し、第2版を発行することになりました。

また、2009年に「内部監査の専門職的実施の国際基準」を中核とした「専門職的実施の国際フレームワーク」がIIA(内部監査人協会)により正式公表されたため、これを反映した修正も行っています。

本書では内部監査の業務全般について、①図表を使って分かりやすく説明する、②説明文に分かりやすい表現を使う、③実務に役立つ内容を盛り込む、④時には身近な例え話で理解を助ける、といった方針で解説しています。初心者にはもちろん、内部監査実務に携わる全ての方々にお勧めの1冊となっています。

目次
第1章 内部監査とは何か
第2章 内部監査の基礎概念を理解する
第3章 内部監査の体制
第4章 内部監査の実務
第5章 ワンランク上の内部監査
第6章 さまざまな内部監査

書名

図解 一番はじめに読む内部監査の本(第2版)

出版

東洋経済新報社

著者

野坂晃史、仁木一彦、三好直樹

監修

久保惠一

価格

本体1,800円+税

出版

2010年7月

ISBN

978-4-492-09288-0

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