最新動向/市場予測

Digital real estate  和訳版

デジタルディスラプションの世界で成功する秘訣

不動産会社は、スペースの提供者から、テナント企業のパートナーあるいはサービスの提供者へと発想を転換する時期が到来しています。本稿では、テクノロジーおよびデータを活用し、未来のデジタル不動産業界を構築する方法を探求しています。

商品としてのスペースの価値は下がりつつある。専有スペースを提供する従来のビジネスモデルは、そのスペースにて享受できるサービスを提供するという新しいモデルに置き換えられつつある。また、従来型の不動産会社は、サービスの提供によって生み出した価値を収益につなげるテクノロジー企業のような考え方をするよう迫られつつある。

ビルとそのテナントは毎日何百ギガバイトものパフォーマンスデータを生成しており、現代のCREはデータ生成のエンジンであると言える。しかし、オーナーはその真の価値を引き出せておらず、このデータの多くが無駄になっている。CRE組織は、データ収集からインサイト導出、最終的には行動拡張を目指すべきである。データ活用力を高めることで、ポートフォリオ最適化を促進し、物件やポートフォリオを精密に開発し、テナントやエンドユーザーの体験を再構築することができる。

長期的な成功に向けて、テナントやエンドユーザーにとってベストなスペース活用を提案できる最適な意思決定を実現するべく、CRE組織は自社の不動産を、データインテリジェンスを活用した進化するアジャイルシステムとして捉える必要がある。これらを実現した企業は、避けられない困難な局面に直面しても、将来にわたり業界をリードしていくだろう。

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