最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.92』

(2019年2月19日)

Theresa May首相の交渉方針が英国下院で否決される一方で、野党第一党である労働党でもBrexitを巡るJeremy Corbyn党首の方針に同党内部から疑問が提示される等、英国内部での混乱は続いている。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。

  • 英国議会下院ではMay首相の離脱交渉の方針を支持するかについての動議が否決され、May首相はさらなる敗北を喫した。
  • Financial Times紙によると、労働党の穏健派は、Corbyn党首が2回目の国民投票の実施に関する修正案を復活させることを拒絶した場合には、数週間以内に離党して新たな政党を結成することを検討しているという。
  • オランダのMark Rutte首相は、合意なき離脱は英国にとって悲惨なものになると述べた。
  • イングランド銀行の金融政策委員会のGertjan Vlieghe委員は、合意なき離脱となった場合には、金融政策は引き締めよりも、緩和もしくは長期的な現状維持が適切であると考えると述べた。
  • 欧州委員会は、合意なき離脱後も、ロンドン市場において、二元上場している株式取引の継続を求めるEUの資産管理会社の要請を却下した。
Brexit Newsletter(UK) -vol.92 (PDF, 709KB)

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