サービス

コントローラーシップ、アカウンティング&レポーティング

クライアントが複雑な会計と財務報告の変更を評価し、整合性、透明性、効率を向上させるために、強固な会計、財務および報告のプロセスとコントロールへの変革・運用をサポートします。また、クライアントが関連する規制やビジネスの推進要因を満たすために、会計および内部統制システム最適化のため、クライアントの管理能力を変革し、ガバナンス、プロセス、データ、テクノロジーを評価、設計、実行をサポートします。制度会計対応のみならず経理オペレーション変革、経営管理高度化、PMI・ガバナンス強化、投資意思決定支援、IPO・資金調達支援、ESG・SDGsにおける財務観点からのIR対応、ERP導入時の経理部支援など会計専門家として知見、経験を活かし、CEOが期待するような経理財務組織への変革・構築の推進をサポートします。

提供サービス

制度会計及び財務報告アドバイザリー

企業が資本市場において投資家等の利害関係者から信頼を得て、事業をサステナブルに成長させていくためには、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況について適切な説明責任を遂行する必要があり、その責任は会計制度を適切に理解し運用することにより果たされます。

デロイト トーマツは、会計専門性及びグローバルネットワークに基づき、国際財務報告基準(IFRS)及び米国会計基準の導入支援、これら基準導入後の決算支援、国際的な会計基準との調和化が進む日本基準の新会計基準導入支援、連結グループ会計方針書の作成・更新等多岐にわたり会計制度対応実務をサポートします。

 

経理オペレーション変革アドバイザリー

近年、多くの経理部門が、規制やテクノロジーの加速度的な変化に苦慮しており、その変化に対応するための専門人材が圧倒的に不足しています。また、日常の経理・決算業務を正確に実施するだけではなく、経営・事業への貢献といった、より高い水準の役割も期待され、経理オペレーションの外部委託は重要な選択肢となっています。

デロイト トーマツは、変革のパートナーとしてオペレーションセンターを自社保有し、専門性、デジタルテクノロジー、オペレーション運用を同時に提供することで変革をサポートします。

 

企業価値向上にむけた経営管理高度化アドバイザリー

複雑かつ急速な事業環境の変化のなかで企業価値を持続的に向上するためには、企業は将来の変化を見据えつつ迅速に打ち手をとることが求められます。将来を見据えるため、あるいは現状を適切に認識するための経営情報を適時に取得、加工・分析する管理基盤の整備・高度化は必要不可欠です。

デロイト トーマツでは、企業価値向上のための管理のルール、マネジメントプロセス、FP&A組織・人材、経営情報システム等、経営管理の仕組み全般にわたってサポートします。

 

経営管理PMIアドバイザリー

M&Aが経営戦略を支える重要な手段として一般化される中、買収規模や買収スキームなどは複雑さを増しています。こうした中、買収後の経営管理とコントロールがさらに重要となっており、ファイナンス組織がPMIにおいて果たす役割は一層大きなものとなっています。

デロイト トーマツが提供するサービスは、買収による企業価値向上を支援するためにPMIフェーズでファイナンス組織が実行すべきあらゆる事項をサポートします。

 

投資意思決定・プロセス管理アドバイザリー

経営環境の不確実性が増しており、また、複雑かつ急速な事業環境の変化のなかで企業価値を持続的に向上するためには、企業にとって、あらゆる局面における経営資源の効率的な分配が重要であり、科学的・財務的なアプローチが重要になっています。

デロイト トーマツの提供する意思決定会計アドバイザリーサービスは、意思決定の局面においてリターンとリスクの構造化を行い、定量的なアプローチで意思決定に必要な情報提供を支援します。また、個別の意思決定のみならず企業が実施する投資意思決定を高度化するための方法論や仕組構築、投資管理体制構築まで幅広くサポートします。

 

IPO、外債発行等資金調達支援サービス

企業の持続的成長のためには、成長投資を目的とした資金調達が必要とされ、近年では、国内市場でのIPOやパブリックオファリングだけでなく、グローバルオファリングや海外上場、外債発行による資金調達も一定規模以上の企業においては有力な選択肢とされます。 

デロイト トーマツは、こうした資金調達時に必要な各種申請書類の作成や、米国SEC基準に準じた情報開示を継続的に行っていくための仕組づくりを、制度・ルール、組織・人材、情報・システム等の観点から、PMOも含めたハンズオンでサポートします。

 

非財務情報開示支援

近年、企業が社会や環境に与える影響が注目され非財務情報の重要性が高まっており、非財務情報開示の基準・法規制の開発と適用が世界各国及び国際的に複数並行して進んでいます。グローバルに拠点を置きビジネスを展開する企業は、本邦のみならず海外子会社所在国の法規制に加え、CSRD、SASB、GRI等の各非財務情報開示基準の動向や適用時期を捉えた上で、開示対応準備を進めることを迫られています。

デロイト トーマツは、制度開示対応と監査で培った専門性を活かし、ESG経営も見据えて、将来の保証まで耐えうる制度開示、業務オペレーション、内部統制の整備構築および非財務情報開示作成をサポートします。

 

SAP等ERP導入時の経理部サポート/アドバイザリー

SAP等ERPの導入や入替時には、IT部門だけではなく、経理部にも対応すべき業務が生じます。経理人材が不足する中、システム導入・更新のプロジェクト業務は、経理部にとっても大きな負荷となります。 

デロイト トーマツは、要件定義、データ移行、ユーザー受入テスト、マニュアル作成、本番移行、導入後の決算プロセス構築まで、経理部側に立ち、プロジェクト業務や経理部の負荷軽減をサポートします。

 

Center for Controllership™(グローバルサイト)

デロイトのCenter for Controllershipプログラムは、企業の会計及び財務報告活動を管理し、新しい規制ガイダンス、業界及びビジネスの動向を把握し、CFOと経理財務組織に助言するためのリソースとインサイトを提供します。

プロフェッショナル

北潟 将和/Masakazu Kitagata

北潟 将和/Masakazu Kitagata

有限責任監査法人トーマツ パートナー

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入社後、法定監査業務や上場支援業務に従事。2006年から2008年まで英国ロンドン事務所に駐在。 現在、IFRSアドバイザリーグループにてIFRS導入業務に従事し、任意適用の大手企業のIFRS導入プロジェクトに関与するかたわら、多数のIFRS導入セミナー講師を担当。 保有資格: 公認会計士... さらに見る

松本 淳/Jun Matsumoto

松本 淳/Jun Matsumoto

有限責任監査法人トーマツ パートナー

公認会計士 会計監査・IPO支援への関与を経て、大手投資銀行に出向。2016年まで会計系アドバイザリー業務の現地責任者として東南アジアに赴任。 会計系アドバイザリーの中で、特に経理・財務オペレーションのDigital化(Digital Controllership)や ERP導入時のユーザーサポートに強みをもつ。 ■主な著書 「実践CFO経営」共著、日本能率協会マネジメントセンター(2018年3月... さらに見る

川島 悦朗/Etsuro Kawashima

川島 悦朗/Etsuro Kawashima

有限責任監査法人トーマツ パートナー

公認会計士。2004年監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入社後、上場企業の監査業務、IPO支援業務、財務DD等の業務に従事した後、英国Deloitte ロンドン事務所への出向を経験。 帰国後は、投資基準策定・投資時のリスク管理体制構築支援、PMI支援、売却時におけるセパレーション・事業カーブアウト支援に至るまで、ワンストップサービスで業務を提供している。 また、近年ではベンチャー投資... さらに見る