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最新動向/市場予測

Technology Fast 50 Japan Winners Report  

Technology Fast 50 JapanはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を収益(売上高)に基づいた成長率でランキングし表彰する世界規模のプログラムです。ここでは過去に実施された「Technology Fast 50 Japan」のランキング傾向や受賞企業をご紹介した、年次レポートをご覧いただけます。

Technology Fast 50 2022 Japan Winners Report

受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は143%(2.43倍)で、全体の半分に相当する25社が、成長率100%(2倍)以上~300%(4倍)未満のゾーンに集中する結果となった。

事業領域別の構成比を見ると、最も多かったのがソフトウエアで全体の66%、2位がメディアの14%、3位が通信で10%だった。受賞企業の中には、クリーンテック、ハードウエア、およびライフサイエンス領域の企業も含まれている。いずれの領域においてもAIやSaaS、プラットフォーム運営などの事業を展開する企業の受賞が目立った。

受賞企業の売上高規模の内訳では、50億円未満の受賞企業(10億円未満、10億~50億円未満の合計)の比率が拡大し、前回を18ポイント上回る84%となった。一方、50億円以上の受賞企業(50億~100億円未満、100億~500億円未満、500億円以上の合計)の比率は2019年から26%、28%、34%と右肩上がりで推移していたが、22年は16%と低下した。

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2021年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は326%、成長率150%以上の企業が19社と受賞企業全体の38%を占める結果となった。受賞企業の中には、クリーンテック、ハードウエア、およびライフサイエンス領域の企業も含まれており、いずれの領域においても、AI、SaaS、プラットフォーム運営など、コロナの影響を受けにくいWeb領域の事業を展開する企業の受賞が目立った。

1位は人材派遣管理システム「jobs」の販売などのSaaS事業やSI(DX)事業を行う株式会社 BEL AIRで、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率2,526%を記録。2位はパーソナライズを基軸としたD2Cブランドの企画・販売を行う株式会社Spartyが成長率2,328%を、3位には歯科矯正用透明マウスピースおよび未病関連サービスの展開を行うSheepMedical株式会社が成長率1,661%をそれぞれ記録した。

(2.87MB,PDF)

2020年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は304%、成長率150%以上の企業が17社と受賞企業全体の34%を占める結果となった。今年の特徴として、エネルギーやリユース事業を展開するクリーンテック領域、産業用ドローンの開発を営むハードウエア領域、医師専用コミュニティーサイトを運用するライフサイエンス領域の企業が受賞した。また、いずれの領域においても、AI、データ分析、クラウドなど、近年注目の事業を展開する企業の受賞が目立った。

1位は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」の提供を行う株式会社スタメンで、成長率5,914%を記録した。2位はVisaプリペイドカードアプリ「バンドルカード」の開発・運営を行う株式会社カンムが成長率1,787%を記録し、3位にはドローン・AI・ホバーバイク開発、演算力クラウド、電力事業等を行う株式会社A.L.I.Technologiesが成長率1,014%をそれぞれ記録し、上位3社の成長率が1,000%超える結果となった。

(2.52MB,PDF)

2019年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は290%、3決算期売上高成長率150%以上の企業の割合が54%となっており、昨年の48%と比して、1社単位の成長率という点では昨年を上回る結果となった。受賞企業の中で、ソフトウエアの23社で全体の46%を占めた。2位がメディアの12社で24%、3位が通信の9社で18%だった。いずれの領域においても、AI、データ分析、クラウドなど、近年注目の領域の事業を展開する企業の受賞が目立っている。

第1位の株式会社カンムは3,592%であり、唯一1,000%超の成長率を達成した受賞企業であるが、続く第2位のAI inside 株式会社が972%、第3位のand factory株式会社も682%で、いずれも飛躍的な成長を遂げている企業がラインクインした。

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2018年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の過去3決算期の売上高成長率の平均値は491%、成長率1,000%以上の企業が5社と受賞企業全体の10%を占める結果となった。受賞企業の中で、ドローン開発、IoTデバイス等のハードウエア領域、医薬品・医療器具を取扱うライフサイエンス領域および遠隔監視による運営管理を展開するクリーンテック領域の企業が計6社含まれた。

1位はオンラインファッションレンタルサービスを提供する株式会社エアークローゼットで、成長率6,048%を記録。2位はスマートデバイス向けフルネイティブアプリ・ゲームの企画・開発を行うワンダープラネット株式会社が成長率3,788%を、3位にはCXプラットフォームKARTEの開発・提供を行う株式会社プレイドが成長率2,039%をそれぞれ記録し、ランクインした。

(6.95MB,PDF)

2017年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の平均値は201%、成長率100%以上の企業が32社と受賞企業全体の64%を占める結果となった。受賞企業の中で、AIを事業に取り入れている企業は19社(ソフトウエア7社、メディア9社、通信3社)に上り、IoT、フィンテック等と併せて、TMT業界のトレンドを体現する企業が多く入賞した。

1位は個人の得意を売買するスキルのフリーマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラで、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率1,252%を記録。2位は飲食店向け予約顧客台帳サービスを行う株式会社トレタが成長率1,244%を、3位には資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行う株式会社ZUUが成長率1,151%をそれぞれ記録し、ランクインした。

(2.27MB,PDF)

2016年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の平均値は323%、成長率100%以上の企業が29社、58%と過半数を占め、勢いのある新興企業の成長がTMT関連業界の活性化に寄与していることがうかがえる結果となった。

2016年度の1位は資産運用に関する総合プラットフォームの開発と提供を行う株式会社ZUUで、3決算期売上高成長率 5,196%を記録。2位は2,607%を記録した機械学習/深層学習技術、自然言語処理を用いたアルゴリズムソリューションの提供を行う株式会社PKSHA Technology、3位には飲食店向け予約顧客台帳サービスアプリケーションの開発と提供を行う株式会社トレタがランクインし、成長率1,854%を記録した。 

(1.44MB,PDF)

2015年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2015年度のFast 50受賞企業50社の4決算期の収益(売上高)に基づく成長率の平均は357%となった。また、4決算期の売上高成長率が100%以上の受賞企業が90%を超えており、全体として持続的な高成長を遂げている企業が多い。
また、売上高規模が10億円~50億円未満の中小規模の企業が62%を占め、今後も売上を伸ばし得るポテンシャルの高い企業の受賞が特徴的であった。 

2015年度の1位は株式会社アカツキ(成長率:2,106%)、2位は株式会社アイアンドシー・クルーズ(成長率:1,398%)、3位は株式会社RS Technologies(成長率:1,299%)となった。

※なお、Fast 50のランキング対象となる収益を従来の3決算期から4決算期に変更するとともに、事業領域の組み替えを行ったため、本年は対前年比較は行っていません。
 

(3.08MB,PDF)

2014年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

受賞企業50社の3年間の平均売上高成長率は281%を記録した。また、平均売上高成長率100~500%未満の企業が50%と前年比9%増加し、成長率100%未満の企業が38%と前年比9%減少していることから、全体として成長率の高い企業が増えていることがうかがえ、TMT業界における日本の成長企業の底力・たくましさが実感できる結果となった。

2014年度の1位はHEROZ株式会社(成長率:1,968%)、2位は株式会社アイアンドシー・クルーズ(成長率:1,620%)、3位は株式会社アカツキ(成長率:1,070%)となった。

(1.2MB PDF)

2013年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2013年度Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は429%と、昨年の248%、一昨年の298%を大きく上回り、TMT(テクノロジー・メディア・通信)業界企業が大きく成長を遂げている姿が明らかとなった。

2013年度の1位は株式会社ロコンド(成長率:6,643%)、2位は株式会社Donuts(成長率:3,863%)、3位は株式会社オルトプラス(成長率:2,328%)となった。

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2012年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2012年Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は248%と、昨年の298%、一昨年の189%と比べ200%台中盤を維持した結果となった。

2012年度の1位は株式会社gumi (成長率:3,950%)、2位は地盤ネット株式会社(成長率:2,013%)、3位は株式会社モブキャスト(成長率:898%)となった。

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2011年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2011年Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は298%と、昨年の189%、一昨年の239%と比較して近年で最も高く、厳しい経済環境の中で非常に健闘した結果となった。

2011年度の1位は株式会社スリー・ディー・マトリックス(成長率:3,583%)、2位は株式会社ベストクリエイト(成長率:3,027%)、3位はミツバチワークス株式会社(成長率:1,164%)となった。

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2010年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2009年は、特に中小企業にとって大変厳しい経済環境であった。これを反映し、2010年Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は189%と、昨年の239%、一昨年の281%より大幅に低下する結果となった

2010年度の1位は昨年度に引き続きグリー株式会社(成長率:4,210%)が受賞、2位は株式会社リブセンス(成長率:695%)、3位はフェトン株式会社(成長率:306%)となった。

(2.7MB,PDF)

2009年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

大変厳しい経済環境を反映し、2009年日本テクノロジー Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は239%と、昨年の281%より低下する結果となった。

2009年度のトップ企業はグリー株式会社 (成長率:2,636%)となった。

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2008年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

大変厳しい経済環境を反映し、2008年日本テクノロジーFast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は281%と、昨年の601%より大きく低下した。

2008年度のトップ企業はウェルネット株式会社(収益成長率:1,053%)となった。 

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2007年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

新興企業にとって厳しい経済環境にもかかわらず、2007年日本テクノロジー Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は601%と、過去最高の成長率を記録し、力強く成長を遂げた企業が多く存在する結果となった。

2007年度のトップ企業はファイベスト株式会社(収益成長率:6,512%)となった。 

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2006年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

2006年のTechnology Fast 50受賞50社の3年間の平均売上高成長率は355%と、「緩やかな」回復を続ける日本経済の中では(当然のことながら)突出した成長を見せている。また、昨年の受賞50社平均の数値317%と比較しても大きな伸びを見せている。

2006年度のトップ企業はメビックス株式会社(収益成長率:2,898%)となった。 

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2005年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

50社の平均売上高成長率は317%となった。トップ10企業の平均成長率(過去3年間の売上高成長率)は748%となり、その中で2年連続してトップ10にあがった企業は2社あった。上位には、エンターテイメント、ライフサイエンス、独特なビジネスモデルを持つ企業がランクイン。

2005年度のトップ企業はガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(収益成長率:2,560%)となった。

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2004年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

50社の平均売上高成長率は307%となった。受賞企業の業種はソフトウエア49%, インターネット関連28%と2003年ど同じ傾向となっている。

2004年度のトップ企業は株式会社メディビック(収益成長率:1,121%)となった。

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2003年 日本テクノロジー Fast 50 Winners Report

50社の平均売上高成長率は353%となった。受賞企業の業種はソフトウエア48%, インターネット関連26%となり、全体の3/4を占めている。

2003年度のトップ企業は株式会社ジー・モード(収益成長率:5,624%)となった。 

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