Posted: 08 May 2024 4 min. read

日比谷公園の花壇の植栽ボランティア活動/第46回

地域の環境保全活動

2024年4月10日、デロイト トーマツ グループの社員・職員およびその家族等35名のボランティアが集まり、 日比谷公園(東京都千代田区)の花壇にて花苗の植替え作業を行いました。平日午後の開催とあって、多くの社職員がそれぞれの職場から足を運びました。

「ボランティア作業後、恒例の集合写真撮影。終日、笑顔でした。」

好天の下での活動

デロイト トーマツ グループは、地域社会で果たすべき役割、責務とは何かを考え、事務所のある日本各地で活動を展開しています。環境整備、教育支援活動などのさまざまな取り組みを通じて、地域や社会の発展に貢献しています。

【参考】地域や社会のために

東京では、2006年より日比谷公園内の花壇の植栽ボランティア活動を開始し、今回は第46回目の活動となります。グループの各法人から家族等を含めて35名の参加者が集まりました。想定以上の好天のもと、ペチュニア、カリブラコア、サルビアをバランスよく植え付けました。

「まずは、前回植え付けた花苗や雑草を抜いて、土を耕して整えます。」

花苗の成長を想像しながらの植え付け

最初に日比谷公園のサービスセンター職員からのご挨拶と、一緒に作業してくださる職員2名のご紹介をいただきました。続けて、第1回目の活動時からご指導を頂いている造園アドバイザーの大場里美さんから作業方法や注意事項の説明を受け、まずは除草作業をスタートしました。スコップや熊手、箒などを手に、花壇の周りの落ち葉や雑草をきれいに取り除きながら、前回10月に植えたパンジー、ビオラ、白妙菊の苗を掘り起こしました。続けて花壇全体の土を掘り起こし、古い根や害虫などを丁寧に駆除し、腐葉土や珪酸塩白土を混ぜ込んでふかふかの土づくりを行いました。土づくりの後は、植え付ける花苗を並べて、植え付ける位置を確認し、どの角度から花壇を見ても美しく見えることを意識しながら植え付けていきます。浅すぎても深すぎても苗が枯れてしまうため、深さを調節しながら丁寧に、バランスよく、花苗の成長を願いながら植え付けていきました。これから気温が高くなることが予想されたため、植え付けた苗と花壇の土が一体化するように、たっぷりと水やりを行いました。

「バランスを考えながらの植え付け。花壇の見た目、花苗の生育にとって大事な作業。」

子どもたちに自然の営みや環境保全の大切さを伝える

ボランティア活動時には、子どもを中心に家族の参加も積極的に呼びかけを行い、次世代を担う子どもたちには、活動を通して移り行く自然の営みや環境保全の大切さを学んでもらえるよう働きかけを行っています。慣れないながらも、家族や大人たちの真似をしながら作業に勤しむ様子が見られました。


「子どもも積極的に活動に参加し、ボランティアマインドを身に着けていきます。」

活動を通しての社員・職員同士のコミュニケーション

今年で18年目を迎えた日比谷公園内でのボランティア活動は、在京のデロイト トーマツ グループ内では人気のボランティア活動です。今回もグループの各法人から多くのメンバーが参加し、日頃は所属法人や勤務場所の異なり接点の少ない参加者同士も、当日はそれぞれ協力し合い、土を触り、花を植え付ける作業を通して自然と会話を交わしていました。同僚と誘い合ってチームで参加しチームビルディングの機会としていた様子も見られ、在宅勤務がベースとなった働く環境の変化のなか、よい対面でのコミュニケーションの場にもなったようでした。

【参加メンバーから寄せられた声】

  • 家族で参加出来て子ども達にもいい経験になった。
  • 公園の美しさが日々の努力によって完成されていることがわかった。
  • とても楽しく参加できたので、またタイミングが合えば参加したい。
  • 日比谷公園はいつも花が奇麗に咲いていて、とても素敵な公園で心身癒されます。 これからのお花の成長が楽しみです。
  • 普段できない貴重な体験と学びができました。
  • 初心者でも、丁寧にご指導いただき、時に褒めていただいたおかげで、興味深く楽しく体験できた。
  • 日比谷公園の花壇を眺めるときの意識が確実に変わります。
  • 雑草をきれいに取り除くということが想像よりはるかに細かい作業で、大切だということがわかった。

デロイト トーマツ グループは、多くの人々が訪れる都心の公園において、季節が感じられ、来園者が笑顔になるような花壇作りを目指して、今後もボランティア活動を継続し、また、この活動を通して次世代を担う子どもたちに環境教育の一環として、自然の大切さを伝えていきます。

「都心のビルを背景に光が差す花壇」

デロイト トーマツ グループのCSRについて