Posted: 07 Oct. 2024 4 min. read

日比谷公園の花壇の植栽ボランティア活動/第47回

地域の環境保全活動

2024年9月20日、デロイト トーマツ グループの社員・職員およびその家族等28名のボランティアが集まり、 日比谷公園(東京都千代田区)の花壇にて花苗の植替え作業を行いました。残暑の中、メンバーそれぞれの職場から日比谷公園へ集合しました。

「ボランティア作業後、恒例の集合写真撮影。いい笑顔!」

 

平日の午後、オフィス近くでのボランティア活動

デロイト トーマツ グループは、地域社会で果たすべき役割、責務とは何かを考え、事務所のある日本各地で活動を展開しています。環境整備、教育支援活動などのさまざまな取り組みを通じて、地域や社会の発展に貢献しています。

【参考】地域や社会のために

 

東京では、2006年より日比谷公園内の花壇の植栽ボランティア活動を開始し、今回は第47回目の活動となります。グループの各法人から家族等を含めて28名の参加者が集まりました。立秋を過ぎても残る暑さを感じる晴天のもと、黄色やオレンジ色の鮮やかなマリーゴールドをバランスよく植え付けました。

「まずは、前回植え付けた花苗や雑草を抜いて、土を耕して整えます。」

 

花苗の成長を想像しながらの植え付け

最初に全員で簡単な自己紹介をした後、日比谷公園のサービスセンター職員の方からご挨拶をいただきました。続けて、第1回目の活動時からご指導いただいている造園アドバイザーの大場里美さんから作業方法や注意事項の説明を受け、除草作業からスタートしました。スコップや熊手、箒などを手に、花壇の周りも掃除をしながら、暑さの中でも生命力の強い雑草や前回植えたペチュニアの苗を掘り起こしました。続けて花壇全体の土を掘り起こし、古い根や害虫などを丁寧に駆除し、腐葉土や珪酸塩白土を混ぜ込んでふかふかの土づくりを行いました。土づくりの後は、花苗を並べて、植え付ける位置を決め、どの角度から花壇を見ても美しく見えることを意識しながら植え付けていきます。浅すぎても深すぎても苗が枯れてしまうため、深さを調節しながら丁寧に、バランスよく、花苗の成長を願いながら植え付けていきました。これからの時期もまだ気温が高くなることが予想されるため、植え付けた苗と花壇の土が一体化するように、たっぷりと水やりを行いました。

「バランスを考えながらの植え付け。花壇の見た目、花苗の生育にとって大事な作業。」

 

子どもたちに自然の営みや環境保全の大切さを伝える

ボランティア活動時には、子どもを中心に家族の参加も積極的に呼びかけを行い、次世代を担う子どもたちには、活動を通して移り行く自然の営みや環境保全の大切さを学んでもらえるよう働きかけを行っています。家族や大人たちの真似をし、指示を受けながら作業に勤しむ様子が見られました。

「子どもも積極的に活動に参加し、ボランティアマインドを身に着けていきます。」

 

活動を通しての社員・職員同士のコミュニケーション

今年で18年目を迎えた日比谷公園内でのボランティア活動は、デロイト トーマツ グループのメンバーの間では人気のボランティア活動です。今回もグループの各法人から多くのメンバーが参加し、日頃は所属や勤務場所が異なる参加者同士もそれぞれ協力し合い、土を触り、花を植え付ける作業を通して自然と会話を交わしていました。同僚と誘い合ってチームで参加しチームビルディングの機会としていた様子も見られ、在宅勤務がベースとなっているなかで、よいコミュニケーションの場にもなりました。

【参加メンバーから寄せられた声】

  • 暑かったがよい汗を流せた。また参加したい。
  • 想像していたよりも力や忍耐力が必要な作業で、公園の管理業務の方達の大変さを少し理解できた。
  • 花の植え方について丁寧に教えていただいた。暑くて大変でも、それ以上に楽しい活動だった。

 

デロイト トーマツ グループは、多くの人々が訪れる都心の公園において、季節が感じられ、来園者が笑顔になるような花壇作りを目指して、今後もボランティア活動を継続し、また、この活動を通して次世代を担う子どもたちに環境教育の一環として、自然の大切さを伝えていきます。

「色鮮やかなマリーゴールドが並ぶ姿に癒されます」 

デロイト トーマツ グループのCSRについて