Story 01 有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー|コンサルタント 入社前の自分へ ~Life at Deloitte Tohmatsu Group ブックマークが追加されました
入社当時の私へ。新卒で入社した会社を辞めて、デロイト トーマツに入社することに決めたのは、あなたにとって大きな決断だったでしょう。監査・リスクアドバイザリーという未知のサービス、業界に飛び込むこと、自分の実力が通用するか分からないBIG4で働くことに不安を抱いてると思います。入社した後も不安はすぐには消えないかもしれません。高品質で信頼性の高いサービス、グローバルファームゆえに求められるタイムリーでボーダーレスなソリューション。そういった社会、クライアントからの期待、ニーズを肌で感じながら、日々の仕事に取り組まなければならないのだから。でも、恐れることはありません。今まで自分が積み重ねてきたことを信じて、自分に自信を持って前に進んでください。あなたの前に難局が立ちはだかるとき、これまでに得た経験、スキルがきっとあなたを助けてくれます。あなたの前に広がる仕事はどれ一つとして同じものはなく、新鮮で魅力的なものばかりです。どれもがあなたの成長を助けてくれます。だから、一つ一つしっかり向き合い、自分のものにしてください。それが未来のあなたを助けることになるのだから。これから、あなたは仕事を通じて、人生の糧となる貴重なアドバイス、温かい言葉を掛けてくれる人に、日本だけでなく世界でたくさん出会います。ワールドクラスな機会と人々に恵まれた環境で、思いきり成長してください。
未来のあなたより
―― 現在の業務について教えてください。
私は今、リスクアドバイザリーのアシュアランスという部門に所属しています。アシュアランス部門は、クライアントが日々ビジネスを行うなかで生じてくるリスクに対して、監査、保証、アドバイザリーを担う部署です。そこで、IT、デジタルの領域に関するリスクに対して業務を提供しています。
―― 7年前に中途入社されましたが、自分の実力が通用するか分からない環境に飛び込むにあたって、どのような不安がありましたか。
やはりデロイトというと世界規模のプロフェッショナルファームであり、いわゆるBIG4の一角で優秀な方が大変多いイメージを持っておりました。また、前職と現在リスクアドバイザリーで行っている業務内容も全く一致しなかったものですから大きな不安がありましたね。
―― 最終的に転職の決意を後押ししたものは何ですか?
面接の過程でお会いするどの方も大変魅力的でした。悩みを打ち明けたところ、的確なアドバイスをいただきまして、魅力的な方々と一緒に働いていきたいということでデロイト トーマツを選びました。
―― 実際入社してから色々とやりがいを感じていると思いますが、デロイト トーマツで仕事をしていて楽しい瞬間を教えてください。
リスクアドバイザリーのアシュアランス部門は、いわゆる保証を提供する仕事になりますので、職位に関わらず、品質へのこだわりが大変強いチームに属しています。ですので、自分が作成した成果物については、上位の方や他の組織の方の複数のレビューが何度も繰り返し行われます。そういったなかで、自分の作成した成果物がクライアントの手に届いたときに、初めて社会やマーケットが期待するような品質にたどり着けたのかなと感じます。そこに非常に手応えを感じて、この仕事の面白さを覚えました。
―― リスクアドバイザリーの社会的意義をどう考えていますか。
クライアントが日々ビジネスを進めて事業を成長させていくときには、必ずリスクが付きまといます。そのリスクに対して、的確に対応できているかといったところを、クライアントと一緒になって考えて、その成長を隣でサポートしてあげるところがリスクアドバイザリーの社会的な意義だと思っています。
―― 海外派遣プログラムに参加されていましたが、これに至った経緯を教えてください。
クライアントの多くは日本やその業界をリードするような企業、すでにグローバルに進出されている企業、これから進出する企業です。そういった企業は我々に対して、グローバルベースで高品質なサービスを常に期待しています。そことこれまでやってきた自分のスキルといったところに少しギャップを感じまして、グローバル対応ができる力が私には必要かと思い、海外派遣プログラムに申し込みました。
―― 申し込むにあたって、会社からのサポートや周囲のアドバイスはありましたか。
海外派遣プログラムに申し込んだときには、語学のレベルもまだ足りない部分もありましたので、語学研修や短期の派遣といったところで会社からサポートいただきました。上司も海外派遣プログラムの経験があり、これからのキャリアパスに大変役に立つというアドバイスもいただいたので、非常にイメージも広がりました。
―― 海外派遣プログラム時代の思い出は、何かありますか。
私は家族と一緒にカナダのトロントに行くことになりました。コミュニケーションのハンディや文化の違いもあるなかで、自分でプロジェクトを推進する力が海外派遣プログラムを通じて養われたかなと思います。
―― 今ご自身が活躍されるなかで、その経験がどう日々の業務に活かされているとお考えですか。
現在、総合商社や製造業のクライアントを主に担当していますが、グローバルで発生しているリスクに対して、どのように対処したらいいのかといったアドバイスを求められるようになりましたし、そういったアドバイスに対して、海外のデロイトメンバーファームと連携しながら一緒に考えていくようにもなりました。
―― アドバイスのお話が出ましたが、手紙に「人生の糧となる貴重なアドバイスや温かい言葉を掛けてくれる人に…」とありますが、印象に残っている言葉があればお聞かせください。
未知の業界に入ってきて、ある程度専門的なスキルや経験が身に付いたとき、これからのキャリアパスとしてどうしたらいいのかなと悩んだ時期がありました。そのときにパートナーからいただいたアドバイスで覚えている言葉が一つあります。「デロイト トーマツというのはリーダーを作る会社である」ということ。プロフェッショナルだけではなくてリーダーを作っていく会社であるという言葉を聞いて、キャリアパスを考えていく上で大切にしている言葉となりました。
――最後に今後チャレンジしたいことを教えていただけますか。
これからなりたい自分というのは、クライアントからファーストチョイスになることです。自分だけでその相談に乗って解決することはできないのかもしれません。ただ、同じデロイト トーマツ グループのメンバーと一緒になって知恵を出し合い、クライアントの課題を解決するアドバイスができる、そういった存在になりたいと思っています。