インフラ・公共セクターアドバイザリー/世界を飛び回るプロフェッショナルのワークスタイル

 

N.A

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
インフラ・公共セクターアドバイザリー コンサルタント
新卒入社/ クロスボーダー/女性活躍
※役職・内容はインタビュー当時のものになります

2021年4月にDTFAに新卒で入社。ローテーションでバリュエーションと現在所属のインフラ・公共セクターアドバイザリーを経験。本配属でインフラ・公共セクターアドバイザリーに配属となり、主に国際開発に関するアドバイザリー業務に従事。
入社2年目から2週間の海外出張を経験するなど、アクティブに日々を過ごしている。
本ページでは、途上国の農業セクター振興に関する案件で計1.5か月海外出張した際のとある1日を紹介する。(トップ画像はカンボジア出張時の休日の様子)

 
6:00 始業(宿泊先でメールチェック)

早朝に起床して日本からのメールチェックを行います。時差の関係で日本時間の夜中に現地が活動しているため、朝はメールボックスがパンパンになっていることが多いです(笑)

7:00 日本のクライアントとのミーティング、朝食

日本の別案件も掛け持ちしていますが、日中は現地でのアポイントで埋まってしまうため早朝に日本案件の会議に入ることが多いです。
会議の後は軽く朝食を食べて、午前の関係先訪問の準備をし、ホテルから関係先へ移動します。

9:30 関係先訪問①

プロジェクトの関係先となる政府機関関係者へヒアリングを行います。
英語あるいは現地語から通訳を介した英語のヒアリングになるため難しさも感じますが、現地の方と直接意見交換できるのは大変貴重な経験です。

12:00 昼食、別の訪問先へ移動

昼食はローカルレストランなどでとることが多いです。
現地の料理を食べて異国の風を感じつつ、次の訪問先へ車で移動します。

13:00 関係先訪問②

プロジェクト実施に際して、現地の企業や農家へヒアリングを行い情報収集します。
ヒアリングだけでなく、実際に現場を訪問して、どのような課題やボトルネックがあるのかを確認します。日本でデスクトップ調査をするだけではなかなか得ることのできない情報がたくさんあり、現地調査の重要性を感じています。

15:30 関係先訪問③、ホテルへ移動

本日最後の関係先へ訪問します。日本では一日中ヒアリングを実施するということはあまりないので、この時点でかなりへとへとですが、集中力をふり絞ってヒアリングを行います。
若手がヒアリングを主導することも多く、準備していた内容だけでなく周辺情報も確認できるように質問していきます。ヒアリングが終わったところでホテルへ移動します。

17:30 ヒアリング結果のとりまとめ、日本の業務

1日で実施したヒアリング結果をエクセルシートに取りまとめます。後で振り返りやすいよう、重要な点をピックアップして要約する形で記載していきます。出張中はアポイントメントが非常に多くなるため、記憶の新しいその日のうちに書き留めることを意識しています。
結果の取りまとめが終わったところで、残っている日本の業務も進めます。

19:30 チームメンバーとともに夕食

業務終了後、チームメンバーと夕食のため外出します。
私はお酒が好きなので、現地料理を食べながら現地のお酒を飲むことが出張の楽しみです。

Nさんにインタビュー

Q. 普段行われている業務を教えてください。

A. インフラ・公共セクターアドバイザリーでは、インフラストラクチャープロジェクトを中心にインフラ調達、インフラ投資、国際開発、キャピタルプロジェクトの4つの領域で複合的なサービスを提供しています。私は主に公共セクターのクライアント向けに、海外をテーマにした案件のアドバイザリー業務を行っています。テーマとしては途上国の民間支援、日本企業の海外展開、インフラ・都市開発、気候変動など様々ですが、私自身が農業に関心が高いこともあり、これまで関与した案件は農業に関連したものが多いです。
具体的な内容の一例としては、開発途上国の農業セクターの発展を目的として、フードバリューチェーン(農作物が農家から消費者へ届くまでの過程)に対してどのような支援ができるのかという検討を進めるための情報収集を行いました。現地のフードバリューチェーン上で課題となっている点を明らかにし、そこに対してどのようなアプローチができるのかを提案しました。プロジェクトは3-5人程度のメンバーで行うことがほとんどで、自分が調査計画の役割を任されることが多いので、大変なこともありますがとてもやりがいがあります。

【ご参考】 民間企業から国際開発・社会課題へアプローチする

Q. これまで仕事でどの国に行きましたか?

A. 仕事ではインド、ベトナム、カンボジア、スリランカ、コートジボワールへ行きました。
入社2年目から複数回海外出張を経験し、視野も大きく広がったと感じています。
コートジボワールは私自身初めてのアフリカの国で、期間も1か月と長かったことから特に印象に残っています。

Q. DTFAの魅力を教えてください。

A. 様々なバックグラウンドを持つ方々と協業して、自分の専門性を活かしつつ、専門外の領域の業務にもトライできるところです。業務の範囲が自分の所属する部門に限定されず、他の部門で専門性のあるチームとコラボレーションすることも多いため、自分自身の経験の幅が広がっていくのを感じています。
また、風通しが良く、役職問わず自分の意見を伝えやすい雰囲気があるところも魅力だと思います。

Q. DTFAに関心を持っている方へメッセージをお願いします。

A. DTFAは年次や社会人経験年数に関係なく、自発的にチャレンジする人を積極的に後押しする文化のある会社だと感じております。社会人になってやってみたい事がある方、ぜひその舞台としてDTFAをご検討いただけますと幸いです!

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