お知らせ

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団、2022年12月21日(水)に第2回助成金贈呈式を開催

助成先とともに「Well-being社会」の構築を目指します。また、新作ビデオも公開。

「コレクティブ・インパクトによる社会課題解決の推進」助成事業の助成先に選定された12団体への助成金贈呈式を開催しました。贈呈式の様子をビデオと合わせてお知らせいたします。

第2回助成金贈呈式を開催しました

デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:吉川玄徳、以下DTWB)は、2022年12月21日(水)に助成金贈呈式を開催し、助成先となる12団体へ助成金と応援メッセージを贈りました。

第2回目となる今回、DTWBは、人のWell-beingの向上に繋がる教育・スキル開発・就業機会創出を中心とした社会課題解決を担う事業を対象に、複数の団体からなる共同体を助成先として “個人と社会”のためのコレクティブ・インパクト創出を助成する「Societal Well-being助成枠」と、“個人と地球環境”のためのコレクティブ・インパクト創出を助成する「Planetary Well-being助成枠」の二つの助成枠での公募を実施し、両枠で、のべ58団体からの応募を受け付けました。助成先の選定にあたっては特に、個々の強みを生かしながら、これまで難易度が高いとされていた社会課題解決のスピードを一層加速するような、「コレクティブ・インパクト」に繋がるか否かを重視しました。
Societal Well-being助成枠で9団体、Planetary Well-being助成枠で3団体、合計12団体を助成先として決定しました。

12月21日(水)の助成金贈呈式では、助成先として決定した12団体の代表者に対して、DTWBの吉川代表理事より助成金目録と応援メッセージが贈られました。
また、各助成先の代表者からも、挨拶と事業概要の説明、これから取り組む事業への抱負をお話いただきました。

助成先贈呈式には、デロイト トーマツ グループの永山ボード議長、木村CEOに参加いただきました。お二方にいただいたコメント(抜粋)は以下のとおりです。

永山ボード議長のコメント
「私どもデロイト トーマツ グループは、より多くの団体の皆さまとともに、「人とひとの相互の共感と信頼に基づく『Well-being社会』」の実現し、このWell-beingの輪をより「大きく」「遠く」に届く輪にするために、「一緒」に活動してまいりたいと思います。」

木村CEOのコメント
「我々の取り組みの特徴は資金提供だけにとどまらず、その取り組み内容によっては、我々グループのメンバーが社会貢献活動を実施している共同体の皆様と一緒に汗を流して取り組むという点であります。我々はこれにより助成するという立場というよりむしろ、共同体の皆様からパーソナルWell-beingの貴重な機会を頂戴しています。本当にありがとうございます。デロイト トーマツとしての大切な取り組みとしてもっと盛り上げていきたいと思います。」

助成先団体の皆様との集合写真

 

助成金贈呈式当日にご参加いただいた各団体の代表者様のコメント

どうしたら学校の中に余白を作れるか、議論と実践を進めてきました。一人ひとりの心と体をほぐしながら、自分自身を見つめて探求していく…そのような学びに取り組んでいきます。

(Inside-out Edu Project 代表者 石黒 和己様)
 

―子どもの権利の概念を現場でいかに実践するかが大切になる。…沖縄全域に対して個別に活動されている方々が繋がってネットワーク化されていくことを目指しています。―

(認定特定非営利活動法人ACE、
 特定非営利活動法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
 代表者 岩附 由香様)
 

―この助成を大きな足掛かりに、いろいろな方々との交流をより広く届けるため、ご当地フォントという新たなプロジェクトをスタートさせ、シブヤフォントでの取組を全国に届けていきたいと思っています。―

(一般社団法人シブヤフォント 代表者 磯村 歩様)
 

―多様な方々と対等に出会いながら誰も取り残さないゲームを立ち上げました。今回助成によって、このゲームを、孤独を感じている子どもたちに体験してほしいと思っている。―

(一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
代表者 志村 真介様)
 

―学齢期の子どものみならず、どのタイミングでも、どんな境遇であっても幸せになれる力を得られる場所として、“ガッコウ“の価値を構築していきたいです。―

(Learning Planet 代表者 中原 健聡様)
 

―車いす利用者が社会のために役に立てる場があれば、「生きていてよかった」「人のためになったら嬉しい」という気持ちが芽生えると思います。その気持ちを社会に貢献できるかたちにしていきたい。…国や自治体、まちづくりに反映していけるよう取り組んでいきます。―

(一般社団法人WheeLog 代表者 織田 友理子様)
 

―Your Schoolの活動を通して、「入院中の子ども達に学びの場がある」という 新しい“アタリマエ“を一緒に作っていきたいと思っています。今回の助成期間中には学生メンバーをサポートする「メンター制度」の構築に力を入れていきます。―

(特定非営利活動法人Your School
代表者 吉田 輝々様)
 

―人生100年をかけてやりたいことは何か。超高齢化社会を迎えた日本で、全世代の人に、役割と居場所を見つけていただきたい。「もう一度あらためて、自分と仲間と世界と出会おう」をキーワードに進めていきたいです。―

(六月の村コンソーシアム 代表者 坂本 那香子様)
 

―職場でのWell-being実現のために、企業DEI推進担当者の育成、およびチェックリストの作成に注力したいと考えています。誰もが自分らしく働けるそんな日本にしていきたいです。―

(職場のダイバーシティ推進プロジェクト
代表者 藥師 実芳様)
 

―大規模災害時に、みんなで一斉に集まって手を取り合って医療を提供する場所がない。柔軟で迅速に協働できるフィールドホスピタルを作りたいと考えて準備を進めてまいりました。―

(特定非営利活動法人ピースウィンズジャパン
代表者 坂田 大三様)
 

―人々が安全、健康を確保し、災害死・災害関連死を抑止できる地域・日本を実現に邁進し、まさにコレクティブ・インパクトの実現を目指しています。―

(WAA ReSCue(わー・れすきゅー) 代表者 石川 淳哉様)
 

―連動した動きをすることで、コレクティブ・インパクトを起こし、人口の3.5%の意識・行動を変えるところを目指しています。気候危機は人間がもたらしたものなのであれば、人間である私たちが解決することができる。「人と繋がっていく」という人類の力で、これを推進してきたいです。―

(コミュニティ気候アクションコンソーシアム
代表者 野崎 安澄様)
 

3本のビデオを公開しました 

~「Societal」「Planetary」「社会ゴト→自分ゴト」~

第2回助成金贈呈式のビデオを公開いたします。
下記のサムネイル画像から再生してください。
 

「Societal」

Societal Well-being Stories-贈呈式に出席された各団体の代表者様のコメントのビデオです。

「Planetary」

Planetary Well-being Stories-贈呈式に出席された各団体の代表者様のコメントのビデオです。

「社会ゴト→自分ゴト」

贈呈式に出席された各団体の代表者様とDTWBメンバーの対談時のビデオです。

本助成事業に関するお問い合わせ

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団
Email: dtwb_wb@tohmatsu.co.jp

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