ナレッジ

FASBが企業結合において取得した顧客との収益契約の契約資産及び契約負債の識別・測定のガイダンスを提供

ASU No. 2021-08の解説

企業結合において取得した顧客との契約からの収益に関する会計について実務の多様性と一貫していない部分を改善<Heads Up Volume28, Issue 13 (2021.11.2)>

Heads Up Volume28, Issue 13(2021. 11. 2)

デロイト米国事務所からHeads Upニュースレター(Volume 28, Issue 13) が発行されました。
当Heads Upでは、FASBが最近発行したASU No. 2021-08, Accounting for Contract Assets and Contract Liabilities From Contracts With Customersについて解説しています。
当ASUは、企業結合における契約資産及び契約負債の認識及び測定にTopic 606を適用することを取得企業に要求するため ASC805を改訂しています。FASBによると改訂は企業結合において取得した顧客との契約からの収益に関する会計について、以下に関する実務の多様性と一貫していない部分を改善することを意図しています。  
1)取得した契約負債の認識
2)取得企業が認識した後の収益に関する支払条件とその影響

内容については、下記のHeads Upニュースレター(英語版)を参照ください。

Heads Upニュースレター Volume28, Issue 13
英語版

おすすめリンク

Volume28, Issue 12(2021. 10. 27)
FASBが公正価値測定ガイダンスの明確化を提案

Volume28, Issue 11 (2021.10.26)
FASBが非公開企業の資本に分類される株式報酬額の測定について実務上の対応を提案

Volume28, Issue 8 (2021. 7. 27)
FASBが変動リース料を含むリースを保有する貸手向けのガイダンスを改善

お役に立ちましたか?