調査レポート

Global Powers of Construction 2019

建設業界の主な戦略、推進要因、および現在の経済状況をグローバル規模で調査する  

本レポートの概要

ここ数年、建設市場は緩やかなペースで成長を遂げてきましたが、2019年の緩やかな成長鈍化に加えてCOVID-19の大流行が重なったことで2020年の予測に下押し圧力がかかり、その後数年間の不確実性レベルが高まっています。しかし依然として、建設産業は今年0.5%の成長が見込まれる数少ない業界の一つとして、引き続き回復力があると言えるでしょう。それは、インフラに対する世界的な需要の高まりが今後30年続くとみられており、2050年までに必要とされるインフラのうち、実際に整備されているのはわずか25%にとどまるためです。

本レポート(英語)では、グローバルの建設企業について売上高ベースで上位100社を、また時価総額ベースで上位30社をランク付けしています。従来と同様に、GPoC 2019(Global Powers of Construction 2019)は建設セクターにおける現在のマクロ経済見通しを分析し、主要マーケットにおける当該セクターの成長を網羅的に予測します。また、優良企業の主要財務指標(収益、時価総額、国際的なプレゼンス、多角化、収益性、負債、その他の財務比率など)についても分析しています。


  • 2019年の GPoC企業(ランキング上位100社)の総売上高は1兆4620億米ドルで、前年比 (YoY) で5%増加し、10社が二桁の増加を記録した。
  • 売上高では中国企業がトップ100を占め、全体の44%を占めている。
  • トップ30 のGPoC企業の2019年財務実績はばらつきがあり、一様に好調というわけではなかった。収益性は改善したが、純負債は12%増加した。
  • COVID-19パンデミックの影響で世界経済は減速し、2020年には3%縮小するとの市場見通しにもかかわらず、建設産業は今年0.5%成長すると予測されている。
  • GPoCレポートでは、米中間の商業的緊張、Brexitの最終条件に関する議論、中東およびラテンアメリカにおける政治・経済危機などの要因にもかかわらず、2019年の株式市場では全般的に堅調な業績だったとしている。
  • 2019年、GPoCは総収益の19%を自国以外のマーケットから得た。これは、彼らが海外に成長機会を模索していることを示すといえる。
  • 多くの建設企業グループは、相乗効果を高め競争優位性を活用しながら、インフラ・サイクル全体で網羅的に活動するため、ポートフォリオを分散化することで収益性を高めている。


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