国際会計基準審議会（IASB）が、9月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表  

国際会計基準審議会（IASB）の2020年9月に改訂されたワーク・プラン及びその他の進展を理解するために、ワーク・プランを分析した。変更は、IASBが最近公表した公開草案及び修正IFRSによるものである。

以下は、2020年8月28日（デロイト トーマツのWebサイト－※1）の最近の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。

基準設定プロジェクト

• 経営者による説明－公開草案は2021年第1四半期を予定している（以前は2021年第上半期）
• 料金規制活動－公開草案は2021年第1四半期を予定している（以前は2020年第4四半期）
  

メンテナンス・プロジェクト

• 単一の取引から生じ資産および負債に関連する繰延税金－プロジェクトの方向性の決定は2020年10月を予定している（以前は2020年第4四半期）
• セール・アンド・リースバック取引のリース負債－公開草案は2020年11月を予定している（以前は2020年第4四半期）
  

リサーチ・プロジェクト

• 共通支配下の企業結合－ディスカッション・ペーパーの公表は2020年11月を予定している（以前は2020年第4四半期）
• 動的リスク管理－中核的なモデルの開発は、2020年10月を予定している（以前は2020年第4四半期）
• 資産のリターンに基づく年金給付－リサーチレビューは2020年11月を予定している（以前は2020年第4四半期）
  
  

上記は、2020年8月28日と2020年9月28日のワーク・プランの忠実な比較である。

現在のIASBワーク・プランについては、いつでもこちら（IASBのWebサイト－英語※2）からアクセスできる。

※1》「国際会計基準審議会（IASB）が、8月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」（デロイト トーマツのWebサイト）
※2》 ‘Work plan’（IASB－英語）

》IASBのワーク・プラン（IASBのWebサイト－英語）
》Deloitteのプロジェクト・ページ（IAS Plus－英語）