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国際会計基準審議会(IASB)が、2022年1月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表
IAS Plus 2022.01.28
IASBの2022年1月に改訂されたワーク・プランでは、基準設定プロジェクト、メンテナンス・プロジェクトおよびリサーチ・プロジェクトの複数のプロジェクトについて時期が変更されている。
国際会計基準審議会(IASB)の2022年1月に改訂されたワーク・プラン及びその他の進展を理解するために、ワーク・プランを分析した。変更は、会議の結果及びIASBが最近公表した公開草案、修正IFRSによるものである。
以下は、2021年12月17日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の最近の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。
基準設定プロジェクト
- 経営者による説明
公開草案のフィードバックの議論が2022年3月に予定されている(以前は2022年第1四半期)。
メンテナンス・プロジェクト
- 「交換可能性の欠如」(IAS第21号の修正)
プロジェクトの方向性の決定が2022年第2四半期に予定されている。 - 「特約条項付の長期債務」(IAS第1号の修正)
公開草案のフィードバックの議論が2022年第2四半期に予定されている(以前は2022年上半期)。 - 「引当金-的を絞った改善」
プロジェクトの方向性の決定が2022年2月に予定されている。 - 「サプライヤー・ファイナンス契約」
公開草案のフィードバックが2022年第2四半期に予定されている(以前は2022年上半期)。
リサーチ・プロジェクト
- 共通支配下の企業結合
直近のマイルストンはプロジェクトの方向性の決定である(予定日は公表されていない)。
- 持分法
プロジェクトの方向性の決定が2022年3月に予定されている(以前は2022年第1四半期)。
- IFRS第10号、IFRS第11号、IFRS第12号の適用後レビュー
フィードバック・ステートメントが2022年第2四半期に予定されている(以前は2022年上半期)。
- IFRS第9号の適用後レビュー 分類及び測定
情報要請のフィードバックが2022年3月に予定されている(以前は2022年上半期)。
その他のプロジェクト
- タクソノミの更新-2021 技術的な更新
IFRSタクソノミの更新が2022年3月に予定されている。 - タクソノミの更新 IFRS第17号とIFRS第9号の適用開始-比較情報
IFRSタクソノミの更新が2022年3月に予定されている。
- リサーチ計画
ワーク・プランにプロジェクトが追加された。
上記は、2021年12月17日と2022年1月28日のワーク・プランの忠実な比較である。
現在のIASBワーク・プランについては、いつでもこちら(IASBのWebサイト-英語※ 2)からアクセスできる。
》IASBのワーク・プラン(IASBのWebサイト-英語)
》Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)
※1》「国際会計基準審議会(IASB)が、12月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》 ‘Work plan’(IASB-英語)