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国際会計基準審議会(IASB)が、2022年3月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表
IAS Plus 2022.03.28
IASBの2022年3月に改訂されたワーク・プランでは、基準設定プロジェクト、メンテナンス・プロジェクトおよびリサーチ・プロジェクトの複数のプロジェクトについて時期が変更されている。
国際会計基準審議会(IASB)の2022年3月に改訂されたワーク・プラン及びその他の進展を理解するために、ワーク・プランを分析した。変更は、会議の結果及びIASBが最近公表した公開草案、修正IFRSによるものである。
以下は、2022年2月28日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の最近の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。
基準設定プロジェクト
- 経営者による説明
公開草案のフィードバックが2022年4月に予定されている(以前は2022年3月)。
メンテナンス・プロジェクト
- 「交換可能性の欠如」(IAS第21号の修正)
プロジェクトの方向性の決定が2022年第3四半期に予定されている(以前は2022年第2四半期)。
リサーチ・プロジェクト
- 動的リスク管理
プロジェクトの方向性の決定が2022年5月に予定されている(以前は2022年第2四半期)。 - 持分法
プロジェクトの方向性の決定が2022年3月に予定されていたが、プロジェクトは会議で議論されず、期日が削除された。
- IFRS第9号の適用後のレビュー
2022年3月のIASBの会議で情報要請のフィードバックが議論された。フィードバック・ステートメントが2022年下半期に公表される予定である。
その他のプロジェクト
- タクソノミの更新-2021 技術的な更新
最終のアップデートにより、2022年3月に公表されたIFRSタクソノミ2022に統合された。 - タクソノミの更新-IFRS第17号とIFRS第9号の適用開始
最終のアップデートにより、2022年3月に公表されたIFRSタクソノミ2022に統合された。
上記は、2022年2月28日と2022年3月28日のワーク・プランの忠実な比較である。
現在のIASBワーク・プランについては、いつでもこちら(IASBのWebサイト-英語※ 2)からアクセスできる。
》IASBのワーク・プラン(IASBのWebサイト-英語)
》Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)
※1》「国際会計基準審議会(IASB)が、2022年2月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》 ‘Work plan’(IASB-英語)