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金融商品の「時価」の会計実務
2021年4月1日以後開始する連結会計年度および事業年度の期首から「時価の算定に関する会計基準」(時価算定会計基準)等が適用されます。
本書では、時価算定会計基準設定の経緯、時価算定会計基準の内容の解説および実務への適用、時価算定会計基準の設定に伴う「金融商品に関する会計基準」の改正について網羅的に解説しています。
時価算定会計基準は、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性を向上させる観点を重視しており、その適用にあたっては、国際的な会計基準の適用実務を参考にすることが適切と考えられます。そのため、本書では、時価算定会計基準等への記載には取り入れられなかったIFRS第13号「公正価値測定」(結論の根拠を含む。)や、当法人が属するデロイト ネットワークのガイダンスを参考にした事項を含めています。
また、金融商品種類別の具体的な評価技法も紹介しており、その前提として、多様なデリバティブなどの金融商品の内容も説明しています。
本書が読者の時価算定会計基準の理解及び実務への適用に貢献できれば幸いです。
書名 | 金融商品の「時価」の会計実務 |
出版 | 株式会社中央経済社 |
著者 | 有限責任監査法人トーマツ |
価格 | 本体3,200円+税 |
刊行 | 2020年9月 |
ISBN | 978-4-502-35651-3 |