出版物

図解 ひとめでわかる内部統制(第3版)

近年わが国では、巨額の横領事件、人命に関わる不良製品の発生、食品表示の偽装、大量の個人情報の漏洩、有価証券報告書の偽装記載などの重大事件が頻発しています。いずれも名の知れた企業の起こした事件であるため、事件によって被害を受ける人(ステークホルダー)の数は計り知れません。

このような時代背景において、企業が不祥事を防ぎ、経済競争に勝ち抜き生き残るために内部統制は不可欠の要素となっています。

今回の改訂では、粉飾、偽装、インサイダー、個人情報流出などの企業不祥事を防ぐ仕組みの解説に加え、内部統制に関する最新基準及び新COSOフレームワークを反映しました。また、多くの方に興味を持っていただけるよう、よりわかりやすい表現への見直し、事例の追加も行いました。筆者のコンサルタントとしての経験及び、有限責任監査法人トーマツの方法論も可能な限り紹介しています。

本書が日本企業のこれからの内部統制を考える上での一助となれば幸いです。

 

書名

図解 ひとめでわかる内部統制(第3版)

出版

東洋経済新報社

監修

久保 惠一

著者

仁木 一彦

価格

本体1,800円+税

出版

2014年3月

ISBN

978-4-4920-9316-0

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