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買収後につながる戦略的デューデリジェンスの実践
外部環境分析の考え方・実務
ターゲット企業の内部を調査するだけではM&Aの失敗は防ぎきれません。M&Aの相手先(ターゲット企業)の内部環境に調査を限定すると、「こんなはずじゃ……」という状況下に買収後に陥るリスクが潜在しています。本書は企業の「外部」環境を分析するコマーシャル・デューデリジェンスをストーリー仕立てで解説し、戦略的なM&Aを手引するものであり、これまでのデューデリジェンスの書籍とは違い、外部環境視点からターゲット企業を分析することに主眼を置いています。
実際、企業を買収する際にターゲット企業を入念に調査することはあっても、そのターゲット企業を取り巻く外部環境までを仔細にみることは非常に少ないのです。これはM&A の成功にとって非常に危うい状況です。実際に、買収後に市場環境が変わったり、ターゲット企業の競合企業に出し抜かれたり、顧客の購買動向が変化したりするなど、思ってもいなかった事業環境に陥るケースは多く存在します。
将来の戦場ともいえる外部環境も踏まえて、戦略的にデューデリジェンスを行うことが理想的な姿ですが、外部環境分析、すなわちコマーシャル・デューデリジェンスの方法論が認知されていないという現実があります。
そこで本書では、戦略的なデューデリジェンスの基本的な考え方はもちろん、コマーシャル・デューデリジェンスの実践方法やテクニック、報告書の書き方についても解説しています。
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書名 | 買収後につながる戦略的デューデリジェンスの実践 外部環境分析の考え方・技術 |
出版 | 中央経済社 |
著者 | 中山 博喜 |
価格 | 本体3,740円+税 |
刊行 | 2020年9月 |
ISBN | 978-4-502-35691-9 |