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事例紹介
A-supo 事業者支援事業 活動紹介 (1)
若き竹細工職人による伝統美竹のものづくり・空間づくり事業の創業支援
熱海市中小企業事業者支援業務委託事業における「熱海市チャレンジ応援センター(A-supo)」での活動を紹介するシリーズ第1弾。職人が生業としてしっかりとした収益を得てビジネスとして持続可能な形で経営しながら、社会課題の解決に繋げていくためにはどのようにしたらよいか、社会性・経済性の両方を追求する観点で、若き竹細工職人による伝統美竹のものづくり・空間づくり事業を創業支援しました。
「tomboo」若き竹細工職人による伝統美竹のものづくり・空間づくり事業の創業支援
【事業概要】
有限責任監査法人トーマツ(以下、トーマツ)は静岡県熱海市(以下熱海市)より「熱海市中小企業事業者支援業務委託事業」を受託しました。平成24年に立ち上げられた熱海市チャレンジ応援センター「A-biz(エービズ)」を土台として新たにスタートする「A-supo(エーサポ)」に、トーマツは各種専門スキルを有するビジネスアドバイザーを配置し、地域産業を担う事業者の経営・創業等の事業者相談に応えていくとともに、プッシュ型支援・マッチング支援における市内外の支援機関との連携による伴走型支援を行い、地域経済全体の生産性(売上・利益など)向上を目指します。
【事例紹介】
大分県の竹工芸訓練センターで技術を学んだ竹細工職人である石井友子氏に、A-supoの創業相談をご利用いただきました。短期間で成長する生命力の高い竹は雑草のごとく増殖して、管理が不足すると放置竹林へと化し、社会課題となっています。そんな竹を活かし、竹細工職人としての伝統的な高い技術力、若き職人としての高いデザイン性のもと、竹を活用した事業を何か行いたいという想いをお持ちでした。
一般的に、伝統工芸文化の保存・継承や、社会課題解決型ビジネス、ソーシャルビジネスでは、ビジネスによる収益の獲得よりも社会課題の解決が重視・優先される傾向にあります。しかしながら、職人が生業としてしっかりとした収益を得てビジネスとして持続可能な形で経営しながら、結果として社会課題の解決に繋げていくためにはどのようにしたらよいか、社会性・経済性の両方を追求する観点で、センターでの創業支援が始まりました。これまでの伴走型支援において、ビジネスモデルの構築から、創業計画のブラッシュアップ、協力者の巻き込み、販路先への営業、発信力向上の戦略構築まで、様々な課題を一緒に乗り越え、2023年2月にtombooを創業されました。
※詳細は添付のPDFファイルをご覧ください。
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