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事例紹介
福島知財活用プロジェクト ビジネスプロデュースの活動紹介事例集
特許庁委託事業「福島知財活用プロジェクト事業創出実証研究事業(令和元年度、令和2年度)」に関する事例を紹介
特許庁「福島知財活用プロジェクト事業創出実証研究事業(令和元年度、令和2年度)」では、新規事業創出の専門人材「ビジネスプロデューサ」を福島県内の企業等に派遣し、地域が保有する技術力や知的財産を地域の課題に根ざした事業の中で活用することで、地方創生の促進に取り組んでいます。
目次
ムスリム向け着物の事業化
合同会社WATASI JAPANは、着物をリメイクしムスリム向けの衣装を地域と連携しながら製造しています。この度、地域の縫製工場との連携による生産体制の改善、地元の優れた縫製技術を活用することによる品質向上を実現。さらに、福岡県外国人旅行者向け着物レンタル企業、丸の内訪日旅行者向け総合観光案内所「JNTO TIC」内にある着物体験施設にて本商品の導入が実現しました。
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伝統的工芸品を活用した木工製品の新商品開発支援
株式会社アサヒ研創は、伝統的工芸品とモダンデザインを融合した木工品の製造・空間演出に長年取り組んでいます。この度、地元プロバスケットボールチーム「福島ファイヤーボンズ」の応援グッズとして、福島県郡山市の伝統工芸品である海老根手漉和紙を使用したうちわの商品化および販売が実現しました。
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県産なめこの販路開拓・拡大、ブランディング支援
有限会社鈴木農園は、食の基本である『安全・安心で美味しい』を理念とし、なめこを主とした様々な農産物の栽培・販売を行っています。この度、株式会社ソラノイロと連携し、鈴木農園の万能なめこやジャンボなめこを使用した郡山市のご当地ラーメンとして新商品の開発を行い、東京・福島でのラーメンの限定販売を実現。さらに、株式会社ビーワークスの人気キャラクター「なめこ」とコラボしたパッケージでのなめこの販売(2021年1月以降予定)によるブラインディング・販売促進を実現しました。
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小学生が取得した特許・意匠技術の商品化・販路開拓支援
株式会社想いを創るは、妖怪博士であり発明家でもある関本創(せきもとあらた)氏が取締役社長を務めている会社であり、アイデア商品の開発、書籍の出版、オリジナル妖怪グッズの販売事業等、様々な取り組みを実施しています。
この度、関本創氏が小学校4年生の時(平成30年)に特許権および意匠権を取得した「物干し補助具」の商品化、販路開拓の支援を実施しました。
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江戸時代後期に生産された「白河焼」の再現・復活支援
大堀相馬焼窯元錨屋(いかりや)商店13代目の窯主である山田慎一氏は、2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で双葉郡浪江町大堀地区から白河市に避難をしてきました。その後、2013年11月に白河市大信に「いかりや窯」を再建し、現在も約350年の歴史を持つ大堀相馬焼の制作・販売を行っています。 この度、10年前に白河の地に移り、温かく迎え入れてくれた地域の方々への感謝と地域活性化の貢献を胸に秘め、江戸時代後期の白河市に存在したといわれる陶器「白河焼」の再現を実現し、これらの商品化に向けた支援を実施しました。
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福島知財活用プロジェクトを特許庁から受託
福島県中小企業の知財を活用したビジネス化に取り組み地方創生に貢献