事例紹介

福島知財活用プロジェクト ビジネスプロデュースの活動紹介(5)

江戸時代後期に生産された「白河焼」の再現・復活支援

特許庁「福島知財活用プロジェクト事業創出実証研究事業」での活動を紹介するシリーズ第5弾。新規事業創出の専門人材「ビジネスプロデューサ」との連携により、江戸時代後期の白河市に存在したといわれる陶器「白河焼」を再現し、これらの商品化が実現しました。

江戸時代後期に生産された「白河焼」の再現・復活支援

特許庁「(令和2年度)福島知財活用プロジェクト事業創出実証研究事業」では、新規事業創出の専門人材「ビジネスプロデューサ」を福島県内の企業等に派遣し、地域が保有する技術力や知的財産を地域課題に根ざした事業の中で活用することにより、地方創生の促進に取り組んでいます。「ビジネスプロデューサ」は、地域における事業化機能拡充のため、様々なネットワークを活用しながら事業創出環境活動を支援しています。

大堀相馬焼窯元錨屋(いかりや)商店13代目の窯主である山田慎一氏は、2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で双葉郡浪江町大堀地区から白河市に避難をしてきました。その後、2013年11月に白河市大信に「いかりや窯」を再建し、現在も約350年の歴史を持つ大堀相馬焼の制作・販売を行っています。 この度、10年前に白河の地に移り、温かく迎え入れてくれた地域の方々への感謝と地域活性化の貢献を胸に秘め、江戸時代後期の白河市に存在したといわれる陶器「白河焼」の再現を実現し、これらの商品化に向けた支援を実施しました。

※詳細は添付のPDFファイルをご覧ください。

福島知財活用プロジェクト ビジネスプロデュースの活動紹介(5) 江戸時代後期に生産された「白河焼」の再現・復活支援 (PDF, 1.2MB)
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