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最新動向/市場予測
Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.90』
Deloitte UKが英国企業のCFOを対象とした「The Deloitte CFO Survey Q4 2018」を実施(2019年2月5日)
Deloitte UKが1月8日から24日にかけて実施した「The Deloitte CFO Survey Q4 2018」によると、英国主要企業のCFOの間ではBrexitがもたらす長期的な影響について依然として悲観的な見方が続いており、Brexitがビジネス環境の悪化を引き起こすと考えているCFOは75%以上にのぼっている。
Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋
Deloitte CFO Survey Q4 2018によれば、ビジネス界では、離脱日である3月29日まで残された日にちがない中で、依然としてBrexitの先行きが不透明であることを受け、英国主要企業のCFOの間ではBrexitがかつてないネガティブなインパクトを与えるものとの見方が強まっている。
先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。
- IHS Markitの調査によると、英国の工場では、およそ30年前に調査が開始されて以来、もっとも速いペースで原料や部品の在庫を増やしている。
- Theresa May首相はアイルランド国境問題に関するバックストップ案について、英国議会での協議を経た上で、EUとの再交渉を開始する。
- 欧州理事会のDonald Tusk議長は、EUは英国との離脱協定を修正するための再交渉には応じないと述べた。
- 欧州委員会のJean Claude Juncker委員長は、残された時間が少ない中で再交渉を求める英国の動きは無秩序なBrexitにつながる恐れがあるとした上で、EUは最悪の事態に備えなければならないと述べた。
Brexit Newsletter(UK) -vol.90 (PDF, 588KB)
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