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最新動向/市場予測
Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.91』
(2019年2月12日)
Theresa May首相は、1月に離脱協定案が英国議会で否決されたことから、その変更についてEUと合意するためブリュッセルに向かった。一方、EU側は英国議会において争点となっているアイルランドとの国境問題に係るバックストップ案についての再交渉には応じないとしており、依然としてBrexitの先行きは不透明な状況である。
Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋
先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。
- 欧州理事会のDonald Tusk理事長は、安全に実現させるための計画の概略もなくBrexitを推進してきた人たちには、極めて困難な状況が用意されていると述べた。
- Theresa May首相は、EUとの離脱協定案の英国議会での可決の可能性を高めるため、法的拘束力のある協定案の変更を認めさせるためブリュッセルに向かった。
- これに対して、EU側はアイルランドとの国境問題に係るバックストップ案について、再交渉はしないとしている。
- イングランド銀行のMark Carney総裁は、Brexitという暗雲により、英国の景気が後退する可能性が増していると述べた。
- 労働党のJeremy Corbyn党首は、離脱協定案を支持するための5つの要求を取りまとめた。その中には英国全土を含むEUとの関税同盟の締結という条件も含まれている。
Brexit Newsletter(UK) -vol.91 (PDF, 549KB)
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