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サイバーセキュリティ先端研究所がTech Trends 2024日本版、TMT Predictions 2024 日本版に寄稿しました

デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所は、ビジネスとテクノロジーに関する最新動向や分析を集約したグローバルレポート「Tech Trends 2024 日本版」制作支援を行ったほか、「Tech Trends 2024 日本版 Perspective」で寄稿を行いました。また、「TMT Predictions 2024日本版」でも寄稿しております。

サイバーセキュリティ先端研究所がTech Trends 2024日本版、TMT Predictions 2024 日本版に寄稿しました。

デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所は、ビジネスとテクノロジーに関する最新動向や分析を集約したデロイト トーマツ グループのレポート「Tech Trends 2024 日本版」の制作支援に携わったほか、「Tech Trends 2024 日本版 Perspective」に寄稿を行いました。また、今後のテクノロジー・メディア・通信業界について予測した「TMT Predictions 2024日本版」でも寄稿しております。

本文は以下のページよりご覧ください。

デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所が日本語翻訳で支援した「Tech Trends 2024 日本版」の"トレンド5 現実を守る:合成メディアの時代における真実"では、AIツールの普及に伴い増加する偽情報やなりすまし等の脅威に対し、企業・組織のテクノロジーやポリシーを活用した対応策について紹介しています。近年急速に普及が進む生成AIにより、ディープフェイクやプロンプトインジェクション等のサイバー脅威が増加しています。こうした脅威に対しては、生成AIコンテンツの検知ツールの活用やサイバーセキュリティに特化した企業との協力など、幅広い側面からの対策が求められます。レポートでは、生成AIの悪用に関する最新動向や、AIを悪用したサイバー攻撃に対する防衛策などを多角的な視点から分析した内容を掲載しています。

また、デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所が寄稿した「Tech Trends 2024 日本版 Perspective」では、"サイバーとトラスト 現実を守る:合成メディアの時代における真実"にて、AIの悪用によるサイバー脅威やサイバーセキュリティにおけるAIの活用に関する現状・課題に対し、技術的側面や国内・国外におけるルールや法規制などの観点から見解を述べています。AIの透明性と悪用されるリスクのバランスや、ハルシネーションと呼ばれるAIが偽情報を生成するリスクに対する対策、安全性の高いAI活用に向けた国際的なルール形成に求められる要素など、今後のサイバーセキュリティとAIの融合を実現する上で必要不可欠な議論の内容を述べています。

今後のテクノロジー・メディア・通信(TMT)業界についてデロイトが予測した「TMT Predictions 2024」グローバル版では、スマートフォンを利用した認証手段がより確固たる地位を築く可能性を予測しています。日本においてもその傾向がみられる中で、マイナンバーカードに紐づく電子証明書のスマートフォン搭載が特に注目されています。デジタル庁と総務省が中心となって2020年11月より「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載などに関する検討会」が開催され、2022年4月には、「第2次とりまとめ ~デジタル社会の新たな基盤の構築に向けて~」が公表されました。

デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所が寄稿した「TMT Predictions 2024 日本版」ではその検討内容のうち、民間事業者に影響が大きいと考えられる取り組みに着目し、安全性を支える技術的側面や課題に触れたうえで、今後の民間サービスのIDのあり方についての検討内容を紹介しています。

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