<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">国内動画配信市場:グローバルプレーヤーを中心に盛り上がる国内市場で生き残るには</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">SVODサービス等の利用が広がる国では、すでに、サービスからの解約が論点になっている。<br> 一方日本では、解約が論点になるほど、有料動画配信サービスの利用は拡大していない。料金を払って映像コンテンツを視聴する習慣が根付いてこなかった日本で動画配信市場が成長するにはどうすべきか。 </p><ul><li><b>コンテンツでの戦略例</b><br>Netflixは日本での展開において国産のコンテンツ制作に注力。グローバル企業のローカルな戦略が、会員数の増加に寄与した</li><li><b>ビジネスモデルでの戦略例</b><br>Amazon Prime Videoは、バンドルプランを採用し多くの利用者を得た。また、ポイント等で独自経済圏を形成することも有効である</li></ul><p style="margin-bottom:20px;margin-top:24px;font-size:17px;">上記は一例だが、コンテンツとビジネスモデルの両面からのアプローチにより、魅力的なコンテンツに対し、人々が対価を支払う慣習を根付かせることが不可欠である。 </p><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-01-di-svod-churn-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 2.7MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-01-di-svod-churn-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 716KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">ゲーム業界がサステナブルに発展するために取り組むべき課題</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">近年、ゲーム業界では、(1)制作管理における課題(制作現場での品質・スケジュール管理の失敗)や、(2)開発環境に関する課題(過酷化した制作現場での長時間労働やハラスメントの横行)が顕在化している。ゲーム業界のサステナブルな発展のために、どのような方策が考えられるか。</p><ol><li>米ピクサーの品質管理手法「Brain Trust」や、英BBCの人材育成スキームは、ゲーム業界同様に大規模な商業化や品質管理が求められる映像業界での代表的な取り組みであり、参考事例といえる。</li><li>開発環境に関する課題に対しては、UBISoftやスクウェア・エニックスなどが取り組んでいるAIツールの導入による開発効率化や、エシックス観点でのNetflixの労働環境改善施策「リスペクト・トレーニング」などが、ゲームを含むエンタメ業界内での有用な先進事例である。</li></ol><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-02-game-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.6MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-02-game-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 578KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">グローバルの半導体供給不足と今後の投資領域</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">半導体の販売が過去最高を記録する中、供給不足が深刻となり、各産業に多大な影響を与えている。COVID-19のアジアでの製造停止が混乱に拍車をかけ、半導体サプライチェーンを自国に有しないリスクを顕在化させた。 </p><ul><li>国家安全保障への影響を鑑み、各国政府はそれぞれの国や地域の半導体製造能力を高めるローカライゼーションや、サプライチェーンの可視化を通した需給最適化を進めている。また微細化、3次元実装など各国の強みを発揮できる分野での研究開発を推進している。</li><li>一方グローバルVCは半導体の性能を飛躍的に高める特定用途目的でのファブレス分野、AI関連半導体、カスタム設計を可能にするRISC-Vに投資を積極的に行っている。</li></ul><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-03-chips-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 2.6MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-03-chips-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 657KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">オープンソースのRISC-Vは日本のロジック半導体復権の足掛かりとなる</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">RISC-Vの重要性の本質は技術としての新しさでは無く、オープンソースというビジネスモデルが初めてCPU設計の領域に持ち込まれたということだ。過去にオープンソースという概念は携帯電話のOSや機械学習のフレームワークなど多くの技術領域におけるビジネスルールを一変させてきた。優れた先端技術がオープンソースで提供された場合、プロプライエタリな旧来の技術は遅かれ早かれ駆逐される、というのが上記の事例の示すところであるが、残念なことにそうした業界のパラダムシフトに上手く適合してきた日本企業は少ないのではないだろうか。日本半導体復権の必要性が声高に叫ばれる中、CPUの業界構造が変わりつつあることは大きな機会である。</p><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-04-risc-v-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.8MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-04-risc-v-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 635KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">5Gの民主化と多様化</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">5Gの商用化から約2年が経過し、期待先行から実用的価値が重要となるフェーズに移行しつつある。ユーザー視点では目に見える変化を実感しにくい一方、5G関連テクノロジーは着実に進化しており、通信テクノロジーの民主化と多様化を後押しする技術が登場している。このトレンドのなかFWA(Fixed Wireless Access)は固定ブロードバンドを補完し、5Gの利用ハードルを下げる最初のユースケースとして立ち上がりつつある。FWAに限らず5G関連技術が複数登場しているが、単体技術ではなく業界構造変化の兆しと捉え、クラウドインフラの普及によりSaaSビジネスが立ち上がったように新たな事業機会として捉えることが重要である。</p><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-05-fwa-wifi6-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 2.0MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-05-fwa-wifi6-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 739KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">持続可能な日本のスマートフォンエコシステム構築の方向性</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">SDGsやESG投資を背景に、企業における"サステナブル"な取り組みが加速している。スマートフォンにおいても同様であり、同エコシステムに属する日本企業は次世代技術の研鑽や新たなモデル構築を検討する必要がある。</p><ul><li><b>バリューチェーンにおける各段階の取り組み事例や論点</b> <br>1. 企画・設計:スマホ利用で生じる温室効果ガス排出量削減、買い替えに伴う廃棄物削減 <br>2. 調達・製造:エネルギー消費の最適化、サステナビリティ指数評価制<br>3. 販売:リユース端末販売促進、認定事業者制度 </li><li><b>エコシステムに属する日本企業の取り組むべき方向性</b><br> “光電融合技術”などの超低消費電力を実現する次世代技術の研鑽や、リユーススマートフォンの新たなビジネスモデル構築が肝要となる <br></li></ul><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-06-sustainable-smartphones-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.2MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-06-sustainable-smartphones-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 632KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">日本のテクノロジー業界における女性活躍推進に向けた課題</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">テクノロジー企業で活躍する女性は日本でも増加しつつあるが、その比率は全産業平均を大幅に下回る。</p><ul><li>女性活躍に向けて企業が行う採用や育成では補いきれない、学校教育の段階で"理系"を選択する女性の少なさが背景にある。</li><li>この関心の低さには、実際には理数系の能力が高くても、女性を取り巻く学校・家庭・社会に存在するジェンダー・バイアスが一定の影響を与えていると考えられる。</li><li>テクノロジー業界における女性の裾野を広げるために、”テクノロジー業界に興味を持っている女性”を増やしていくことが必要不可欠であり、中長期的な目線に立って取り組むべき社会課題と言える。<br></li></ul><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-07-women-in-tech-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.6MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-07-women-in-tech-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 662KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">日本企業のNFTビジネスの課題と今後の可能性</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">NFTは改竄やコピーが事実上不可能であるという性質から、アート作品や音楽、ゲームアイテムなど、主にエンタテインメント業界でのNFT利用が2021年に活発化した。一方で、事業化にあたっては様々な課題が残存している。
</p><ul><li><b>コンテンツ価値に関する課題</b><br>NFTだけで紐づく元データそのものが偽物である可能性を否定することはできない。また、バリューアップを見込んだ投機的購入が急激な高騰を後押ししており、一般企業にとっての参入リスクになっていることは否めない。</li><li><b>コンテンツとNFTを結びつけるにあたってのポイント</b><br>NFTビジネスで安定的な収益を確保していくうえで、エンゲージメントの高いコンテンツファンの確保が最重要。この際、既存コンテンツを活用したNFTビジネス展開にあたっては、既存ファンや権利者との合意形成の難易度が高いことに留意が必要。</li></ul><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-08-nft-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.4MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-08-nft-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 812KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">量子コンピュータに対する日本企業の取組の方向性</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">量子コンピュータの開発・応用に向けて世界中で競争が高まる中、日本も積極的に動き始めている。今後日本が量子コンピュータの領域で取り組みを加速していくためには課題先進国ならではのユースケースの構築とそれに向けたユーザー企業のすそ野拡大が必要になるとみている。 </p><ul><li><b>日本の取り組み状況</b><br>内閣府の「第6期科学技術基本計画」や「統合イノベーション戦略」など政府を中心に今後の社会を変革する重要性の高い技術として量子コンピューティングを位置づけ取り組みを加速している。</li><li><b>日本が量子技術を発展させていくための取組の方向性</b><br>現状の投資余力のあるトップ企業だけがPoCやコンソーシアムで取り組めている状況から脱皮し、課題先進国ならではのユースケース創出と量子コンピュータの導入・PoCを検討する企業のすそ野を広げていくことが重要である。</li></ul><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-09-quantum-computing-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 3.2MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-09-quantum-computing-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 613KB]</p>
<p style="margin-bottom:30px;font-size:18px;font-weight:700;">AIの価値を経営に組み込むために</p><p style="margin-bottom:20px;font-size:17px;">AIの影響力が加速度的に高まる一方で、社会的なリスクの増大も懸念され、欧州でのAI規制案を始め国際的なAI規制の動きが高まっている。 今後、単なるAI規制の遵守だけでなく、自社ならではのAI倫理が求められ、パーパスに沿ったAI倫理規定やガバナンス体制の構築が必要となる。 </p><ol><li><b>パーパスの明確化</b><br>企業の存在意義であるパーパスを明確にすることは、AIに係る意思決定の拠り所ともなり重要</li><li><b>パーパスに沿ったAI倫理規定の策定</b><br>AIを管理するため、AI倫理方針・規定の整備が必要</li><li><b>AI倫理のガバナンス体制の構築</b><br>自社のAI倫理をアクティベートするため、多様性ある組織体制の構築・拡充が必要</li></ol><p style="margin-bottom:16px;"> </p><p style="margin-bottom:20px;margin-top:20px;font-size:18px;line-height: initial;">>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-10-ai-global.pdf" target=”_blank”><strong>グローバル版</strong></a> [PDF, 1.1MB]<br>>> <a href="/content/dam/Deloitte/jp/Documents/technology-media-telecommunications/et/jp-tmt-predictions-2022-10-ai-jp.pdf" target=”_blank”><strong>日本版</strong></a> [PDF, 718KB]</p>