オペレートリーダー:
和田 稔郎

デロイト トーマツ グループ合同会社に入社すること、イコール、デロイトにジョインすること

Q. デロイト トーマツ グループ合同会社(DTG)はどのような役割をグループ内で担っているのでしょうか?

A. DTGはデロイト トーマツ グループのコーポレートサービス機能を担う会社として、2017年4月に設立、6月から業務を開始しました。デロイト トーマツ グループの各専門的サービス、ビジネスである監査、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務を行う法人にあったコーポレート部門を順次集約し、業務を高度化、効率化することを期待されています。このため、単なるオペレーション業務を行うシェアードサービス会社ではなく、各ビジネス法人の規制等を十分に理解し、コーポレート業務を企画、提案する役割を担っています。これには、各ビジネスの業務フローの成り立ちを理解し、良いところを統合する標準化も含まれます。各ビジネス法人に所属するプロフェショナルは所属法人の事情には当然に明るいですが、DTGメンバーはすべての法人の事情に通じて、グループ全体最適を考えることを担っていると言えると思います。
また、昨年あたりから、グローバル、アジアパシフィックのデロイトグループに参加している各国のコーポレート会社、部門とのコラボレーションを如何に行うかということも担当範囲に入りつつありますね。

Q. DTGが目指している姿をお聞かせください。

A. DTGの目指すべき姿としてのビジョンは「総合プロフェショナルファームを支えるそれだけでも一流の会社である」であり、これは今でも変わりません。DTGの前身であるDTCS設立後、前期まででグループ全体で発生している経費を集約することなどによって、コーポレートコストにメスを入れ、大きな節減を実現できました。このため、本来の設立趣旨に立ち返って更なる一歩!を目指して、ビジョンをより行動指針に落とした「コーポレート機能でデロイトグループをリードする」を掲げました。また、それを実現するために必要なコンセプトとして全体最適のリーダシップとして「One Platform」、リードするためのチカラとして「One DTG」を目指しています。One Platformの方は適切な内部統制を組み込みながら、ITのチカラも活用してDigital化、標準化を進め、グループの最適なプラットフォームを目指すものです。一方、One DTGは個々人のスキルアップを支援、部門の十分なコラボを通じた組織力を発揮してフロントビジネス法人をリードするチカラを強化しようとするものです。これらの結果、ビジネス法人から、背中を完全に預けてもらえる存在となって、所属メンバーが誇りを持てる、先進的なコーポレート会社が目指すべき姿ですね。

Q. DTGへの入社を検討されている候補者の方々へメッセージをお願いします。

A.これまで、グループ内にあるビジネス法人をコーポレート機能でリードする、グローバル、アジアパシフィックのデロイトグループとのコラボレーションの可能性を視野に入れるなどに触れてきました。これらは複雑に絡み合うこともありますが、これを楽しむチャレンジ精神の旺盛な方、グローバル等とのコラボレーション機会を念頭に置く方、大募集です。また、直近では一年間でコロナにより、在宅を原則とするなどNew Normal、新たな働き方を考える必要も出てきました。デロイトは、非接触型の経済社会への変革のカタリストとなることも掲げ、グループ全体でリモートワークも積極的に進めています。DTGというコーポレート会社に入ることは、デロイトのメンバーになることでもありますから、この働き方改革においてイノベーションを起こす一翼を担うぞ、と思う方も大募集ですね。

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