DEI担当パートナー
永津英子 インタビュー

DEI担当パートナー
永津 英子

Q.今までのキャリアと現在の業務内容を教えてください

A. 大学卒業後、米国デロイトのシアトル事務所に入社したのが2000年、監査業務に4年間日米で従事した後、現在のDTFAに転籍しました。現在はクロスボーダー案件を中心に、財務デューデリジェンス、買収・統合後支援等、M&Aに係るさまざまなアドバイザリー業務を実施しています。クライアントのニーズに応えたいと思う気持ちで、色々な業務に挑戦してきましたが、そのお陰で業務領域も増え、常に新しいことを学ぶ機会に恵まれています。DTFAは、自分にその気があれば、いくらでも新しい知識を得られるし、新しいことを始められる組織だと思います。
M&Aは交渉相手のロケーションや時間軸に合わせて行動しなければならない場面が多く、国内外時差も関係なく忙しく飛び回る毎日です。パートナーに昇進して数年は、仕事のデリゲーションが得意ではなく、主任に任せれば良いのに自分でやってしまったり、自分もしんどいうえに、周りにも無駄な苦労を掛けてしまっていたように思います。最近はすっかりデリゲーション上手になりましたが、多くの優秀なメンバーに支えられ、難易度の高い案件も、尽きることのないプロジェクトも、対応する事ができています。

Q.DTFAで過ごしてきた中で印象的だった出来事は

A. デロイトは非常に自由な組織だと思います。プロフェッショナルとしてデリバリーをきちんと行っていれば、働き方についても寛容で、上下関係も良い意味で非常にフランクだと思います。私もアナリストの頃からパートナーに対して距離を感じることがないように、接してきてもらったように思います。また、業務以外で経験を積む機会を役職に応じ色々と頂いて来ました。ヴァイスプレジデントの際にはNY勤務の機会を頂き、パートナー就任後は、複数のアカウントの責任者に着かせてもらったり、今はインド室のリーダーも担当しています。今年は、次世代の女性リーダー育成の一環として、APACのLeadership会議やGlobal FAの会議への出席、また、Deloitte UniversityでFacultyを担当する等、かけがえの無い経験をさせて頂いています。それらのイベントは全て印象的ですし、私の将来キャリアを構成する重要な要素になると思っています。ぜひ皆さんにもチャンスを掴み色々な経験を積んで欲しいと思います。

Q.これからDTFAにジョインするかもしれない、今このページを読んでいる方へのメッセージをお願いします

A. Diversity,Equity&Inclusionは、多様な働き方をしたい人にInclusiveな組織を作っていく活動です。現有の在宅勤務やフレックスタイム制度を始め、今後さらに制度を拡充してきていきたいと考えています。また、プロフェッショナルとしてデリバリーを遂行していれば個々の働き方については非常に理解があり、周囲からの協力も得られます。子育てしながらのクライアント業務は難しいのではないかなどと諦めず、自身のキャリアを磨いてください。目の前には、無限大のキャリアOpportunityがあります。

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