理想形はある。最終形はない。

「税理士になることは難しい。ただ、税理士でいることはもっと難しい。」これは、デロイト トーマツで働く私が常に感じていることです。前段部分については、いま、税理士を目指し努力している皆さんが、実感していることと思います。寝る間を惜しみ、全力で学び続けなければ、税理士にはなれない。しかし、そんな皆さんがもし「デロイト トーマツの税理士」という道を選んだとしたら、その先に待っているのは、いま以上の学びの日々です。

多様で複雑な世界がひとつにつながり、目まぐるしく変化していく今日、クライアントが私たちに求める答えは、ますます高度で複雑なものとなっています。税務の専門知識はもちろん、クライアントが属する業界の広範で深い知識、グローバルな視野、さまざまな分野の専門家たちを束ねていくマネジメントスキル。環境の変化もますます加速度を増し、税法の知識だけをとっても、覚えたことはあっという間に陳腐化していきます。税理士の仕事にゴールはなく、最終形もまたない。私はキャリアの最高レベルである「パートナー」という立場になった今も常にそれを実感しています。

デロイト トーマツが大切にする「クライアントの成長に資する品質」を提供しながら、そのことに満足することなく、さらなる高みを目指して謙虚に学び続ける。私たちを税理士法人として成立せしめているのは、まさしくこのような「絶え間なく成長し続ける税理士たち」一人ひとりなのです。そして、そんな彼ら彼女たちが持てる力を思う存分発揮できるよう最高の環境を整え、終わりのない成長意欲に真摯にこたえていくことが、経営陣としての使命だと考えています。安心してください。ここには、あなたの成長に真剣に向き合ってくれる仲間たちがいます。互いに刺激し合いそして助け合いながらともに成長していける多くの仲間が。デロイト トーマツが生み出すこの環境の中で、のびのびと羽ばたいてくれる人材を、私たちは未来の仲間として迎え入れたいと考えています。

金 洋浩 金 洋浩

デロイト トーマツ税理士法人
パートナー

金 洋浩(税理士・米国公認会計士)

外資系生命保険会社勤務を経て、1990年に勝島敏明税理士事務所(現 デロイト トーマツ税理士法人)に入社。1997年から4年間にわたるニューヨーク駐在を経て、2001年6月パートナーに就任。税理士、米国公認会計士として二十数年の経験を有し、多数の国内外の多国籍企業の税務業務を担当。専門分野は、ストラクチャード・ファイナンス、資産流動化・証券化、クロスボーダー取引に係る国際税務、および日系・外資系企業における組織再編等で、国際税務、金融税務に幅広く精通している。

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