コーポレート情報

博多湾沿岸における松原の整備・保全活動に参加

地域の環境保全活動

2017年11月11日(土)、デロイト トーマツ グループ各社の福岡事務所から7名が参加し、「はかた夢松原の会」が主催する「博多湾沿岸における松原の整備・保全活動」(海の中道海浜公園内の松原の伐採、枝打)に参加しました。デロイト トーマツ グループではこの活動に2012年3月より継続して参加しています。

「はかた夢松原の会」とは

デロイト トーマツ グループは、地域社会で果たすべき役割、責務とは何かを考え、事務所のある日本各地で活動を展開しています。環境整備、教育支援活動などのさまざまな取り組みを通じて、地域や社会の発展に貢献しています。
【参考】地域や社会のために
福岡事務所では、博多湾沿岸における松原の整備・保全活動をはじめ、地域の自治体やNPOが主催する環境保全活動に積極的に参加しています。
「はかた夢松原の会」は約30年前に、「自分たちの手で松を植え、白砂青松の美しい松原を復元しよう」と、女性を中心とした市民運動で立ち上がった団体です。活動エリアは、博多湾周辺の海岸線付近となります。
昔の日本の原風景である「白砂青松」は、安藤広重の東海道五十三次や葛飾北斎の富岳三十六景などにも描かれていますが、これらの多くは、1本1本と地域の住民が植えた松の苗が生長したものが殆どのようです。松原の復元を目指して、広く市民の方たちに募金と松植樹参加を呼びかけた結果、これまでに延べ5万人以上の方が、この活動に参加するという成果をあげているそうです。 

お互いが協力して作業分担

まず最初に、密集した松原の予め区画割されたエリア内にて、適度な距離を確保できるよう残す松を決めた後、のこぎりを手に、残す松以外の松の切り倒し作業を開始しました。最初は元気よく切り倒していきましたが、次第に額に汗しながらの作業となりました。その後、切り倒した松を集積場所まで運び、搬出しやすい長さに裁断する作業を行いました。初めは鬱蒼と茂った松林でしたが、参加者全員の協力で伐採、枝打作業が進むと、次第に木漏れ日がはいり、明るい松林に変身しました。
参加者からは、「活動を通じて自然と触れ合う良い機会だった」、「地域環境の保全について改めて考える良いきっかけとなった」という感想のほか、「普段顔を合わす機会の少ない他の部署の人との交流を持て、非常に有意義な時間を過ごせた」との声がありました。
毎回のボランティア参加のたびに、この松林が今後、どのような成長を遂げるのが楽しみにしています。デロイト トーマツ グループでは地域の環境保全を目指し、今後も継続的にボランティア活動に取り組んでまいります。 

CSR活動の最新記事は、FacebookとTwitterからご覧ください。

Facebook          Twitter