最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.125』

(2020年01月07日)

12 月19 日、Elizabeth ⼥王がBoris Jonson 首相の施政方針を読み上げ、改めて1 月末のEU 離脱が最優先事項であることを示した。本日、1 月7 日より議会が再開され、離脱協定法案の審議が開始された。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。

  • Elizabeth ⼥王は2019 年12 月19 日に⾏った英国政府の施政方針演説の中で、2020 年1 月31 日にEU から離脱することが最優先事項であり、そして離脱によりもたらされるあらゆる機会を最大限活用すると宣言した。
  • 同演説ではまた、欧州との新たな関係は⾃由貿易協定に基づくとするとともに、英国政府は世界の他の主要国とも貿易交渉を開始すると明言した。その他の政策としては、医療従事者を対象とした新たなビザや、近代的で公正なポイント制に基づく移⺠制度の導⼊などが盛り込まれた。
  • 離脱協定法案(WAB)は、英国議会の第二読会を2019 年12 月20 日に通過しており、下院の解散前と同じ段階にある。議会は本日再開され、WAB は可決される⾒通しである。その後、離脱協定は欧州議会に提示される。
Brexit Newsletter(UK) -vol.125 (PDF, 177KB)

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