最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.134』

(2020年04月28日)

4 月20 日の週に英国とEU の将来関係をめぐる2 回目の協議が開かれたが、協議後の両者のコメントによると交渉の進捗は芳しくない状況である。今後の会合は、5 月11 日と6 月1 日の週に予定されている。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。

  • 先週、Brexit 後の英国とEU の関係をめぐる2 回目の協議がテレビ会議により⾏われた。今回の主な協議事項は、モノ・サービスの貿易、競争に関する問題、公正な競争環境(levelplaying field)の規定、航空分野であった。
  • EU 側の首席交渉官であるMichel Barnier 氏は協議の初日にツイッター上で、「すべての分野において進展がなければならない。われわれの目標は、6 月までに具体的な成果を上げることだ」と述べた。また、英国側の交渉担当官であるDavid Frost 氏も協議の開始にあたり、「主権を有する者同士の友好的な協力に基づく合意に向け、前進できると期待している」とツイートした。
  • しかし、協議の終了後、Barnier 氏は、移⾏期間の終了期限まで残り8 か月となっているにもかかわらず、交渉にかかわる「一連の根幹となる問題に真剣に取り組もうとしなかった」として英国を批判した。
Brexit Newsletter(UK) -vol.134 (PDF, 259KB)

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