最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.137』

(2020年07月28日)

先週行われた英国とEU との将来関係の交渉を受けてもなお、対立点での進展 はみられなかった。両者とも合意を目指して交渉は続けるとしているが、FTA なしに至るリスクは高まっている。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。

  • 先週、第6 回目となる英国-EU 間の協議がロンドンで行われた。焦点は引き続き、現在交渉を行き詰まらせている議題に当てられた。
  • EU 側の主席交渉官であるMichel Barnier 氏は協議終了後に記者会見を開き、「英国が開かれた公正な競争の条件へのコミットや漁業に関するバランスのとれた協定を拒絶している現時点では、貿易協定が締結できる可能性は低い」と警告を発した。
  • 英国政府は将来的な国境管理について、「2025 年までに世界で最も実効性のある国境管理とする」という目標を掲げコンサルテーションを開始した。企業や業界団体といったステークホルダーが8 月28 日までに意見を述べることになっている。
Brexit Newsletter(UK) -vol.137 (PDF, 214KB)

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