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Deloitte UK 日系企業サービスグループ 『Brexit Newsletter (UK) - vol.58』

英国への移民の年間純流入数は、2017年6月末までの1年間で10万6,000人減と、1964年以降で最大の減少となった(2017年12月12日)

Brexitに関する協議は、英国とEUが「手切れ金」を含む主要な離脱条件について合意に達したことから大きく前進し、今後の貿易協定協議への道が開かれた。このニュースを受けて、英ポンドは米ドルおよびユーロに対して上昇した。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

英国とEUは、いわゆる「手切れ金」を含む、主要な離脱条件について合意し、英国が望む両者間の自由貿易協定に関する協議への道が開かれた。

先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。 
  • 英国のFieldfisher法律事務所によると、英国はBrexit後、EUの監督機関への支出を年4億5,000万ポンド以上削減できる代わりに、これらの機関が行っていた規制を自国のみで実施しなければならなくなるため、年1億4,900万ポンドを費やすことになるという。
  • 英国への移民の年間純流入数は、2017年6月末までの1年間で10万6,000人減と、1964年以降で最大の減少となった。
  • スコットランドのMike Russell EU離脱担当相は、スコットランドの自治権が保証されない限り、離脱に関するいかなる協定にも署名しないと述べた。
  • 英国国境局のDavid Bolt独立主任検査官は、既に英国に居住しているEU市民の登録のために追加で採用されるケースワーカーは、1日に100人分の審査をしなければならなくなると警告した。
Brexit Newsletter (UK) - vol.58 (PDF, 670KB)

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