過去の延長ではない不確実性が高まる世界の乗りこなし方

  • Digital Business Modeling
2023/5/15

「Deloitte Digital Cross」は、社会の様々な領域のエキスパートの方々との対話を通して、デジタルが社会、産業、ビジネスにもたらす可能性に気づき、新たなエクスペリエンスを生み出すヒントをお届けする連載です。

今回は、AI-OCR・音声認識・自然言語処理(NLP)など、人工知能のビジネスソリューションを提供するAIスタートアップ「シナモンAI」を共同創業した堀田創氏をお招きし、デロイトにてAI、Web3/メタバース等の先端技術の取り組みをリードするDeloitte Digital Institute 所長 森 正弥とデロイト デジタルのメンバーである富樫 千聡とともに、今話題のGenerative AIがもたらす変化や不確実性の高い時代に必要なパーパスについて鼎談を行いました。

森:今回は、スタートアップ「シナモンAI」の共同創業者であり、フューチャリストである堀田創氏をお招きしています。まずは、簡単に自己紹介からお願いできますか。

堀田:学生時代より一貫して、ニューラルネットワークなどの人工知能研究に従事しています。大学院在学中にネイキッドテクノロジーを創業し、チーフアーキテクトとして、携帯電話向けの技術基盤の開発を行っていました。学生時代から海外で暮らしていたこともあり、その後、シンガポールへの移住を決め、人工知能のビジネスソリューションを提供するシナモンAIを創業し、Co-CEOとしてもう一人の創業者である平野未来とともに、東南アジアの優秀なエンジニアをリードしています。

また、世界では環境問題をはじめ、自国だけでは解決できない大きな問題を抱えています。私はシンギュラリティ大学のExecutive Programでの学びやAbundance360というコミュニティに参加し、そういった地球全体の課題解決を目指し、人工知能や科学技術を活用したビジネス創出の検討を行っています。

堀田 創氏 | Dr. Hajime Hotta

株式会社シナモン 共同創業者 / フューチャリスト

Generative AIで生産活動の在り方が変わる

森:課題解決を行っていくにあたって、人工知能をはじめとしたテクノロジーの役割が日々高まっています。そんな中、この2023年現在、Generative AIに関する話題が注目を集めています。DALL・E 2、MidJourney、Stable Diffusion、ChatGPT、Perplexity.ai など、次々と登場して世の中にインパクトを与えており、今後、創作活動だけではない個人や組織の生産性が大きく変わっていくことが議論されています。私は、デロイト社内ではこうしたGenerative AIによる社会やビジネス環境の変化に対する分析や提言を行うワーキンググループのリーダーとしても活動しています。

Generative AIの発展は、特に知的生産活動に対して大きなインパクトを与えています。さらに、ダイナミックなディスラプションが起きつつあるという危機感を持つ人も現れています。堀田さんはGenerative AIの動きをどのように感じていますか。

堀田:最も大きな影響は、情報取得・情報検索のあり方が変わるという点です。加えて、コンテンツ生成などの知的生産活動も大きく変わるでしょう。

情報取得・情報検索において、これまでは検索窓を効果的に使えるかという観点で生産性に差が生じていました。知りたいことをそのまま検索窓に入れても、必要な情報に辿り着けないこともあり、検索ワードの入力センスが優れている人の方が効率的に必要な情報にアクセスできていました。しかしこれからは、検索窓にそのまま知りたいことを入力すればよく、情報入手のしやすさが劇的に上がっていきます。一方で、信憑性に問題があるという議論もあります。この点はフェイラーアナリシス(失敗パターンの原因分析)が進めば解決するでしょう。これにより、検索行動が大きく変わるのは間違いありません。

次に、コンテンツ生成などの知的生産活動に与える影響です。私は、自分でゲームを作るような少年でしたが、当時は、技術に大きな差があるわけではなかったので、少年でも十分なゲームを作ることができました。しかし時代が進むにつれ、コンテンツがリッチ化し、Webやアプリを1つ作るだけでも膨大なコストがかかるようになり、少年が一人で何かを作ることが難しい時代になったのです。ただ、2019年頃から時代のより戻しが起きました。クラウド環境の普及で個人でも簡単にサーバーを扱えるようになり、Unityなどのゲームエンジンを使うことでさくっとゲームを作れるようになりました。たった一人でリッチなエクスペリエンスを構築できることは、クリエイティビティに衝撃を与えています。

今お話した通り、一人でリッチなコンテンツ生成が行える時代になったことで、大人数のプロジェクトの在り方も変わりそうです。大規模になればなるほど、時間もお金も人も必要ですよね。これまでは、この三要素が差別化に繋がっていた面もありましたが、今後はクリエイティビティを阻害する要因になり得ます。Generative AIの活用によって、人間の時間の使い方が変わるでしょう。

例えば、量子力学の解説動画を作る場合、「この10個のポイントが含まれるマニュスクリプトを作って」とChatGPTに書き込めば、即座に原稿が完成します。そして、 https://www.synthesia.io/などの別のGenerative AIを使うことで、流暢に読み上げることも可能です。つまり、全て自動でコンテンツを生成できるようになりました。この点がクリエイティビティに衝撃を与えていると思います。その結果、本来、自分が価値を出さなければいけない領域に時間を使えるようになります。

森:今のGenerative AI によるグローバルレベルで起きている反響は、iPhoneが登場した頃を思い出させます。iPhoneが登場した当時、iPhoneというプラットフォームにのっかる形で、個人のエンジニアが作ったアプリが世界中に発信され、またたくまに世の中を席捲するという現象が起きていました。世界中のユーザーから直接フィードバックを受けることがき、一人のエンジニアでも世にイノベーションを起こせるという劇的変化を目の当たりにしました。アプリの開発生産活動がまったく変わってしまったのです。

ビジネスに目を向けると、これまではプロジェクト計画書を書き、ROIを試算し、予算を申請し、プレゼンをして承認を受け、メンバー集めて具体的な進捗を管理しながら実行するというプロセスで物事を進めてきました。しかし、このプロセスでは、ディスラプションが起きるトレンドには対応できないということも色々わかりました。

森 正弥 | Masaya Mori

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員
Asia Pacific先端技術領域リーダー / Deloitte Digital Institute所長

堀田:ディスラプションが起きる不確実性の高い時代において、大企業が享受してきたスケールメリットのいくつかはキャンセルされると考えます。AIの進化により、大企業でなくてもリッチなコンテンツを作ることができるようになるからです。もちろん、最初のモデルを開発する必要はありますが、その後はAIに学習させれば済むようになるでしょう。

それと同時に、コンテンツ制作に必要だった専門ツールも不要になりつつあり、キーワードを指定するだけで生成できるようになっています。これらは生産性の向上という恩恵を与えてくれますが、一方で自分にしかできない仕事をスケールさせる時代にも突入していくことでしょう。

森:そうですね。これからは世の中にない情報、つまりその人しか持っていない情報や体験が価値を持つことになりますね。そういった自分だけしか提供できない価値の探求が必要になります。再生産的な仕事をAIに任せてしまうことで、新しいことを探求することにフォーカスできるようになる。これは大きな変化だと思います。

富樫:知的生産活動に大きな影響を与えるGenerative AIですが、これまでAIと距離があった人も興味を持っていることが、これほどに話題となった一つの要因だと考えます。会話のように求めている情報を得られるため、まるでこちらの意図を汲んでくれるような人間らしさを感じる点が受け入れやすく感じました。

ChatGPTが大きく話題になったことで、業務での利用可否を検討している企業もあるようです。プライバシーやセキュリティの観点など、従来のルールでカバーできるか、新たなガイドラインを設けるかといった議論が進められています。

堀田:PCのデータをアップロードさせないというセキュリティトレンドを考慮すると、ChatGPTのサーバーにデータをアップロードしていいという結論にはなりにくいでしょう。例えば、情報の要約や検索性を高めることは別の技術でも可能です。

森:今この瞬間も、友人からのメールの返信に悩み、メールの内容をそのままChatGPTに入力するということが起きていると思います。ChatGPTは便利ですが、適切に使いこなすには私たちの情報リテラシーを強化する必要があります。プライベートとパブリックを厳格に区別し、いかにパブリックで共有・活用可能な情報を増やしていくかが重要なテーマになるでしょう。こういった大きな変化のタイミングでは、私たちは行動や思考をアップグレードする機会となります。

堀田:私は、カスタマーサイドの行動様式は大きく変容しないと考えています。Web2.0時代にも、インターネットがインタラクティブになると行動変容が起きるという議論がありましたが、実際はほとんど変容しませんでした。

プライバシーやデータの問題など複雑な課題がありますが、行動変容によって先ほど述べたようなメリットを得られる面もあります。しかしカスタマーサイドとしては、自分の情報を知られたくないという気持ちも根強く残るでしょうから、大きな行動変容を促すためはこういった気持ちを理解し、どうブレイクスルーさせるかが重要です。

不確実な時代にどう向き合うか

森:「ディスラプションが起きる不確実性の高い時代」というキーワードがありましたが、不確実性が高まっている現在、私たちが直面するだろうリスクや、それを乗り越えるために企業や私たちに求められることについて、ご意見をお聞かせください。

堀田:昨今のパンデミックをはじめとする世界規模での問題に直面して分かるように、今まで積み上げてきた資産や経験が意味をなさなくなる時代です。不確実・不安定だからこそ、時代の波に乗った者が勝つということが起こりえる状況です。

こうした状況のため、企業経営者はロードマップを描いている場合ではなくなるでしょう。10年に渡るプランを描いても、3年後には想定外のディスラプションが起きてしまうかもしれない。まさに、新型コロナウイルスのパンデミックは誰も想定していませんでした。プラン立案時とは前提が変わっているなかで、そのプランを継続するという判断にはならないでしょう。

私は、目の前にある危機に対処することが、最終的にDXを促進すると考えています。危機が起きると、オペレーションが膨大になり、立ち行かなくなる企業は少なくないでしょう。その予防のために、今から自動化を進めていかないと、企業の存続も危うい状況です。そういう危機感からDXを進めてもいいはずです。ビジョンよりもプラクティカルな変化があるかもしれません。

日本は災害大国ということもあり、諸外国と比較しても危機対策が得意と言えます。将来起こりうるリスクに備える対策を早めに取ることに抵抗がない。そのため極論を言えば、日本の推進領域のメインを「危機対策周辺領域」に絞ってしまってもいいと思います。

今後起こりうるだろうと言われていることとして、まずはアナザー・パンデミックです。一部地域では警戒度が上がっており、数ヶ月後には危険な状況になる可能性もあります。また、シベリアの永久凍土が解け始めていることから、そこにある2万年前のウイルスにも感染するかもしれません。そして、グローバル・リセッションや戦争の長期化など、認知が広がっているものもあります。南海トラフの地震の影響で、富士山の噴火が長期間に渡り、東京圏から100キロ以上離れないと住めない状況になるとも言われています。

長期的には、地球環境は悪化していくという指摘もあります。未来型のエネルギーとして注目されているメタン・ハイドレートですが、融解することで、温暖化が加速します。海面上昇により都市が水没すれば、住む場所を探し求めなければなりません。また、ソーラーフレアのリスクもあり、太陽がフレアという爆発を起こすと、8日間もの間電気製品が使えなくなることもあります。さらに、核戦争や資本主義経済の未来も不確定要素が多く、これらは一例に過ぎません。

一方で、それらのリスクにテクノロジーで対抗できるのではないかという議論もあります。例えば、ハリケーンの強さが年々増す中、ハリケーンに耐えられる強い素材を開発することや、3Dプリンティングですぐに住める家を作るなどの対策が考えられます。都市が水没してしまうなら、水中に都市を造るといったSFのようなアイデアも実現できるかもしれません。

テクノロジーは発展しており、遺伝子編集や脳にチップを埋め込んでコンピューターを操作することも可能になりました。ガンやマラリアのワクチンも開発され、人工肉や無人タクシーなども実現しています。リスクは大きくなっていますが、テクノロジーでの対抗策も進化していると言えるでしょう。

富樫:リスクには、事前に準備できるものとできないものがあります。さらに、未来を予測できない不確実な状況の中で、行動や判断の拠り所となる軸が必要になると感じていますが、その軸になるのは何だと思いますか。

富樫 千聡 | Chisato Togashi

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 Deloitte Digitalシニアコンサルタント

堀田:「生き延びる」ことが最も重要視されていると感じています。例えば、内閣府が提示した「AI戦略2022」では、戦略目標が0~4までありますが、戦略目標0が「差し迫った危機への対処」です。以前は戦略と言えば、ビジョナリーなイメージがありましたが、これからは「生き延びる」ことが土台になっていきます。

森:デロイトは、AIを活用した第三世代のシナリオ・プランニングを推進し、オファリングとして提供しています。これにより、AIによる情報収集からシナリオ作成、リアルタイム更新まで行えるようになりました。ディスラプションのアーキタイプを識別でき、そして、それらをリアルタイム・ストラテジーと組み合わせて、ディスラプションが起こりうるシナリオを常にモニタリングすることで、ダイナミックな経営を後押ししています。

こういった取り組みと戦略目標0は通じるところがあり、企業の経営も「生き延びる」ためにシフトしていく時期が来ていると感じています。

堀田:「こういった未来を作っていこう」よりも、「こういった未来になる」と考えることでコミュニケーションがスムーズになると思います。想定される未来シナリオを踏まえることで、すぐにソリューションの話が具体化します。それは、変化が激しい不確実な時代に合っています。

森:そうですね。シナリオ・プランニングから導出された「こういうシナリオになる」という前提を持つことで、過去からの積み上げや踏襲ではなく、「それでは、どうするのか」という話がすぐにできるのは大きなメリットと感じています。

そうなると「仮説思考」の価値が高まると考えています。いくつかのシナリオを用意し、バックキャストで自分の動き方を考えていく。それに加えて、データを使ってシナリオ到達可能性をモニタリングするようなアプローチは、個人においても重要な考え方になるでしょう。

「生き延びる」というシンプルなパーパスがもたらすもの

堀田:ミッションやビジョン、アイデンティティなどの「生き様」を求められている世界は、実は万人にとって幸せな世界ではなかったように思います。「自分のアイデンティティは何か」という問いを常に提示されていました。

不確実な世の中ではさまざまなことが起きますが、人類全体が協力して乗り越えなければならないと考えると、個人的なエゴを解放した未来が必要になります。「何が起きても生き延びる」というミッションによって、我々は結果的に幸せになるのかもしれません。

過去に積み上げたものがキャンセルされる中、人類を救うため、テクノロジーが急速に進化していく必要があります。テクノロジーの進化が人類を救うことが実感できるようになれば、自分の仕事に対する意識を変えることも容易になるでしょう。

森:今までは「生きる」ということを、特に認識していなかった、認識する必要がなかったという指摘は確かにそうかもしれないと思いました。そして不確実な時代になり、生命やビジネスなどが存亡の危機になってしまったため、今のパーパスでよいのかと疑問に思う瞬間がでてきています。パーパスを再構築する機会なのでしょうか。

堀田:まさにその通りです。おそらくDNAにプログラミングされた生存本能こそが最強のモチベーターだと思うんです。そしてその生存本能とパーパスが合致すれば、自然と組織内の共通意識を取りやすくなる。人間が生き延びる未来を望むということについては、議論の余地がないでしょう。

富樫:パーパスや考え方がシフトする中、個人と企業に求められる変化もあると思います。そういったことに関しても、「生き延びる」ということを起点に考え直す必要があるでしょうか。

堀田:「地球が大ピンチ」ということを認識すれば、生き延びるために自分でできることを探し、無駄なことはやらなくなる。ドミノが倒れていくように意識変容が進み、考え方も変わっていくでしょう。生死がかかっている瀬戸際では、無駄なことをしている余裕はないはずです。

例えばライフラインが破断したとき、どうやって水を確保するのかを考える必要があります。ドローンで大量に運ぶことができれば、資本をその方面に割り振ることで生き残る確率が上がるでしょう。そのような方向にシフトしていく必要があります。

新型コロナウイルスのパンデミックが起き、世界中でテクノロジーを活用し、新たな仕組みやプロセスを作り出すという共通の考え方が生まれました。最たる例が、リモートワークの普及ですね。何かが壊れる時、火事場の馬鹿力のように人はとんでもない技術を生み出す。とてもクリエイティブな時代が訪れます。

富樫:大きな危機が起きる前のパーパスは、十人十色のニーズに応えるためのものであり、それ故に力が弱かったのかもしれません。しかし地球や生命の危機は、世界共通の問題であるため、全員が同じ方向を向いた結果、大きな変化が起きました。加えて、「生き延びる」というシンプルなパーパスだったことも共通認識を得られやすかったと思います。

堀田:不確実性の高い時代において、現状が壊れていくということに対して危機感を持つ人もいるでしょう。しかし、全ての物事には二面性があるように、必ずしも悪いことだけではありません。「現状が壊れる」という前提に立ち、どれだけ柔軟に対応できるか、気持ちのフットワークを軽くしておけるかが重要ではないでしょうか。これまで積み上げてきたものが壊れることを恐れて備えすぎると、想定が違ったときにパニックになります。「何が起きても大丈夫」という気軽さで楽しんでいくことが必要なのかもしれません。

貯金や年金などを貯蓄しようとしても、大規模災害が起きた場合、ハイパーインフレによってキャンセルされていく可能性が高い。所有という概念をなくす感覚になれば、気が楽かもしれません。

とにかく、これから起きることに向けてクリエイティビティを爆発させて楽しんでいく。津波で家が壊れるのが怖ければ、30分で3Dプリンターで家が復旧できるような時代を並行してつくっていく。そうするとインテリアを楽しむ時間が結果的に増えて文化が底上げされるかもしれない。そのように技術進化を楽しむのが大切だと感じます。

森:所有している物が壊れてしまうかもしれない未来において、自分への投資や今までにはなかったスキルや知識を身に着けることも必要なことだと感じています。

不確実な時代はコントロールできないからと必要以上に恐れることなく、パーパスを根源的に再構築する機会を与えてくれるという力強い側面もあると感じています。本日はありがとうございました。

——ありがとうございました。

PROFESSIONAL

  • 森 正弥/Masaya Mori

    デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

    外資系コンサルティング会社、グローバルインターネット企業を経て現職。
    ECや金融における先端技術を活用した新規事業創出、大規模組織マネジメントに従事。世界各国の研究開発を指揮していた経験からDX立案・遂行、ビッグデータ、AI、IoT、5Gのビジネス活用に強みを持つ。CDO直下の1200人規模のDX組織構築・推進の実績を有する。2019年に翻訳AI の開発で日経ディープラーニングビジネス活用アワード 優秀賞を受賞。

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