大阪以外の案件も担当されていらっしゃいますか？

もちろん京都や神戸等の近畿圏内はすぐ近くですから、よく担当しています。近畿以外でもデロイト トーマツ グループの地方事務所はたくさんあります。大きなところでいうと福岡、広島、名古屋の案件は多くあります。
さらに、浜松、高松、松山、今治等の主要都市の周辺地域にもDTTAXをはじめとしてオフィスがあり、デロイト トーマツ グループが広くカバーしていますから、そこでニーズがあれば文字どおり飛行機で飛んで行くことも何度もあります。
特に地方に行けば行くほど、デロイト トーマツ グループのような幅広い領域をカバーし、かつ高い専門性を持つ専門家がいなくなりますから、強いニーズがあると実感しています。

弁護士になってからの歩みを教えてください。

元々は大阪の企業法務系法律事務所で働いていました。泥臭い個人の案件もたくさん対応しましたし、地元の大企業の命運をかけたプロジェクト等、多くの実績を積んで参りました。特に金融機関へのアドバイスを多く取り扱っていました。
７年目くらいにアメリカ留学をして、ロースクールを卒業した後はシンガポールに渡り、１年間現地の大手法律事務所で働き、日本企業の東南アジア進出サポートを中心に取り扱っていました。
帰国してしばらく経ってから、留学経験を活かしてもっと国際的な案件を取り扱いたいと思い、東京の事務所への転職を考えました。
ご縁あってDT弁護士法人に入社しましたが、入ってみると他のビジネスの専門家と働くのが面白く、クライアントのニーズにありとあらゆる側面で対応できるファームがいかに有意義かを実感しました。
特に、そういった総合的なサービスは、元々専門家の少ない地方でこそ東京以上に求められるのではないかと思うようになりました。
そんな折にDT弁護士法人が大阪事務所の設立を検討していましたので、是非やってみたいと手を挙げたところ、大阪事務所長として再び大阪に乗り込むことになりました。