INTERVIEW
DT弁護士法人 マネジャー
HY
現在の仕事内容について教えてください。
ジェネラルコーポレート、労働法務、危機管理等です。
他の法人とどのように協働されていらっしゃいますか?
例えば、減資・欠損填補の案件では会計に関する部分をファイナンシャルアドバイザリーが、法務に関する部分を弁護士法人が担当し、1つのチームとなって、クライアントにとっての最適解を探しながら案件を進めています。
また、組織再編の案件では、有限責任監査法人トーマツがPMO(プロジェクトマネジメントオフィス:全体の進行・取りまとめ)となって、再編手続チーム(DT弁護士法人およびデロイト トーマツ税理士法人)、人事労務チーム(DT弁護士法人)、財務会計チーム等(有限責任監査法人トーマツ)の複数のチームが連携をとりながら案件を進めています。
入社経緯を教えてください。
税理士・会計士等のプロフェッショナルの方と協働して働くことができる点に魅力を感じました。DT弁護士法人はデロイト トーマツ グループの一員であり、他のメンバーファームと協力してワンストップでサービスを提供する点に特徴があります。そのため、身近に他のプロフェッショナルの方がおり、刺激を受けつつ成長できるのではないかと考えました。
また、国内外問わず幅広い分野の案件に関与できる点にも惹かれました。デロイト トーマツ グループは世界中にメンバーファームや関係法人がありますので、海外ネットワークが非常に強いです。そのため、海外案件も多く、実践的な英語を身に付けることができる環境に魅力を感じました。また、事務所の補助を受けて英会話のレッスンを受講できるなど、英語力向上のサポートが充実しているところも魅力的でした。
新人研修について教えてください。
まず、DT弁護士法人内の研修として、各業務分野の研修があります。
各分野のプロフェッショナルの先生から業務の概要説明を受けることができ、実務のイメージをつかむことができました。
契約書レビューの仕方やリサーチツールの使い方、法律意見書の書き方等の研修もあり、業務をする上での基礎を学ぶことができました。
また、デロイト全体の研修にも参加しました。これはデロイト トーマツ コンサルティング合同会社が開発したコンサルタント育成研修になりますが、他のグループの方々とディスカッションやワークを行う機会が多々あり、他グループ法人に対する理解やデロイト トーマツ グループ全体に対する理解を深めることができました。この研修では、コンサルタントの思考方法や分かりやすい資料の作成方法、ミーティングマネジメント等をディスカッションやワークを通して実践形式で学ぶことができました。クライアントに提示する資料の作成やミーティングマネジメント等は、日々クライアントと接する中で非常に重要なポイントではあるものの、自分では苦手意識があるところでしたので非常に勉強になりました。
現在の働き方を教えてください。
リモートワークと出社のハイブリッドで仕事をしています。1日中リモートワークまたは出社して業務をするときもありますし、午前中はリモートワークをして、午後から出社するときもあります。
文献を見たいときや集中して起案したいとき等に出社することが多いです。
今後の展望を伺えますか?
さまざまな業務分野を経験しつつ、自分の専門分野を見つけていきたいです。また、先輩弁護士の姿を見て学びながら、案件を進める力も身に付けていきたいです。