お知らせ

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団、子どもを未来につなげる奨学助成プログラム助成先決定のお知らせ

KUMONの協力のもと、こども食堂や無料塾等に【食べる】と【学べる】の2つの機能の融合を推進する活動に対して助成を実施。今後はデロイト トーマツ グループのメンバーによる伴走型支援も実施。

2023年9月8日

デロイト トーマツ グループの一般財団法人デロイト トーマツ ウェルビーイング財団(東京都千代田区、代表理事:吉川玄徳、以下DTWB)は、子ども教育分野のプロフェッショナルを擁する株式会社公文教育研究会(大阪府大阪市、代表取締役社長:田中三教、以下KUMON)の協力のもと、子どもを未来につなげる奨学助成プログラムの助成先公募を行い、DTWB理事会における厳正な審査の結果、応募総数29団体の中から、9件の助成先を決定しました。

本助成プログラムでは、こども食堂等を運営する団体に対して、公文式学習の指導ノウハウや教材等を得るための助成金を提供する小中学生向けのプログラム(以下、A助成)と、中高生~20歳向けに無料塾等、子どもの学力向上を支援する団体に対して、学習支援・食事支援を行うための助成金を提供するプログラム(以下、B助成)の2枠を設け、助成先はA助成5件、B助成4件となりました。

2023年9月16日(土)に、助成先となる団体への助成金贈呈式を実施する予定です。

 

子どもを未来につなげる奨学助成プログラム 助成先

助成枠

助成先団体

団体所在地

A助成

特定非営利活動法人レイライン

千葉県木更津市

A助成

特定非営利活動法人SK人権ネット

埼玉県熊谷市

A助成

あじさいの集い富士見

東京都板橋区

A助成

一般社団法人子ども食堂カフェ北野

東京都八王子市

A助成

ボランティア団体信愛えんがわカフェ

群馬県渋川市

B助成

NPO法人学習支援ルーピス

北海道釧路市

B助成

一般社団法人ソーシャルペタゴジーネット

北海道札幌市

B助成

特定非営利活動法人東京つばめ無料塾

東京都文京区

B助成

一般社団法人つるかわ子どもこもんず

東京都町田市

 

本助成プログラムは、DTWBとして初めての試みとなる、こども食堂、無料塾等を対象とする子ども向けのプログラムとして公募を実施し、助成先団体の選定にあたっては、DTWBの設立趣旨ならびに活動内容との親和性、中長期での事業遂行力、社会的インパクトの創出可能性の3つの軸を重視しました。

本プログラムは、デロイト トーマツ グループが推進するWorldClassの取り組みと連動し、様々な人とひととが繋がり熱量・知・労働力を結集させることで、より社会的インパクトの大きな課題解決を目指す試み「コレクティブ・インパクト」に着目しています。助成先団体決定後も、協力団体やデロイト トーマツ グループに所属する伴走者をマッチングするなど、DTWBの助成事業の特徴である伴走型支援を行います。

 

公募に関する詳細は以下リンク先を確認ください。

子どもを未来につなげる奨学助成プログラム

 

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 代表理事 吉川 玄徳より

今回、デロイト トーマツ グループにおける初めての取り組みとして、子どもの教育分野にまっすぐに焦点を当てた、コレクティブ・インパクト型助成にチャレンジ致しました。これまでもデロイト トーマツの社会価値創出活動の中心にあるWorldClassにおいて、教育は重要な分野として設定していましたが、子どもの教育に焦点を当てて踏み込んだのがこれまでとの違いです。

その背景には、見過ごせない子どもにまつわる課題の顕在化があります。子どもにまつわる課題は、毎日のように報道されており、その度にこの課題はどこにあり、誰が担うのか?、国の政策、学校の在り方、親や学校の先生、または教育事業を扱っている企業なのか?という疑問を持ち続けていました。他方、日本の将来を担う若者の課題を、これらの方々だけに任せてしまっていないか?といったような自問自答を繰り返す中で、「この課題は、自身の課題である」ことに気が付きました。

私自身はもちろん、多くのセクターを超えた課題当事者たちが協業し、コレクティブに課題が解決されていく世界が、この助成プログラムをきっかけに広がっていくことを期待しています。

 

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団について

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団は、社会課題解決を通じて公益の増進をけん引することで、より一層の社会価値の創出に貢献することを目的に、2021年6月より活動を開始しました。人のウェルビーイングの向上に繋がる教育・スキル開発・就業機会創出に加え、その基盤にある地域課題解決支援、災害復興支援、途上国支援、スポーツ交流支援、人権問題解決支援、Diversity, Equity & Inclusion推進支援、環境問題解決支援、及びその他の公益の増進を図る事業に対する寄付、助成事業、社会課題解決事業を行っていきます。

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団

 

デロイト トーマツ グループが目指す「Well-being社会」について                                            

「Well-being社会」は、一人ひとりを起点とする個人のレベル(Personal/パーソナル)、私たちが属する地域コミュニティの集合体である社会のレベル(Societal/ソシエタル)、そして、それらすべての基盤である地球環境のレベル(Planetary/プラネタリ―)の3つのレベルで構成されると捉えています。また、これら3つのWell-beingは同時に高めていくことが求められており、人とひととの相互の信頼と共感が起点となり、構築できるものと考えています。

人とひとの相互の共感と信頼に基づく「Well-being社会」の構築に貢献する

人とひとの相互の共感と信頼に基づく 「Well-being 社会」

<本助成事業に関するお問い合わせ先>

デロイト トーマツ ウェルビーイング財団 事務局
Tel: 03-6213-1251 Email: dtwb_pmo@tohmatsu.co.jp

<報道機関の方からの問い合わせ先>

デロイト トーマツ グループ 広報担当 菊池、岡根谷
Tel: 03-6213-3210  Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ グループ合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市に約1万7千名の専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ベンガルール、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、ムンバイ、ニューデリー、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務、法務などに関連する最先端のサービスを、Fortune Global 500®の約9割の企業や多数のプライベート(非公開)企業を含むクライアントに提供しています。デロイトは、資本市場に対する社会的な信頼を高め、クライアントの変革と繁栄を促し、より豊かな経済、公正な社会、持続可能な世界の実現に向けて自ら率先して取り組むことを通じて、計測可能で継続性のある成果をもたらすプロフェッショナルの集団です。デロイトは、創設以来175年余りの歴史を有し、150を超える国・地域にわたって活動を展開しています。 “Making an impact that matters”をパーパス(存在理由)として標榜するデロイトの約415,000名の人材の活動の詳細については、(www.deloitte.com)をご覧ください。