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スマートファイナンス/Web3・ブロックチェーン

金融の新たな潮流、組込型金融やWeb3・ブロックチェーンを活用した新事業創出

ますます複雑化する経営課題/社会課題へ企業・産業間の壁を越えた異業種連携で取り組むことが求められています。スマートファイナンスは、金融/決済情報などを活用した非金融事業者による組込型金融(Embedded Finance)やWeb3・ブロックチェーンを活用した新たな価値創造へ一気通貫で支援します。

金融エコシステムの重要性

異業種連携(エコシステムアライアンス)においては金融機能への期待は重要性を増しています。企業、産業が消費者や社会に対して達したい共通の目的に向けて、データを積極的に共有/活用し“競争”ではなく“協創”する姿勢が重要です。

持続的な産業や社会を支える「金融エコシステム」を実現する将来像を目指します。金融エコシステムの中で昨今注目されている3つの領域があります。デロイト トーマツ グループでは、既に有する機能・ケイパビリティを活かし、専門組織・人材により支援しています。

(1)組込型金融(Embedded Finance)

消費者ニーズに訴求を志向する中で、金融サービス(決済・融資・保険など)を組込んで顧客体験を劇的に向上させる、フィンテックの新たな形である組込型金融(Embedded Finance)が定着しつつあります。異業種(非金融)事業者の金融参入にあたり、ユースケース構築等ビジネスの検討、態勢整備を含めた法規制への対応、ITの活用あるいは、効率的なM&Aなど様々な観点に対して支援します。

 

組込型金融(Embedded Finance)普及の打ち手とは >>

(2)Web3・ブロックチェーン

ブロックチェーンを活用した分散型金融(DeFi)、NFT(Non-Fungible Token)、またそれらを総称したWeb3(ウェブスリー)などのキーワードが注目されています。この潮流に対して国内/海外事例・動向調査、参入アプローチ、技術支援、ブロックチェーン選定、法規制・税制への対応、既存金融への影響調査と取り得るオプション施策など、広範囲に対応をサポートします。

 

DeFi(分散型金融)が実現するWeb3.0時代の組織と新規事業のあり方 >>

(3)サステナブルトレーサビリティ・ファイナンス

SDGs、カーボンニュートラル等サステナブルな社会の実現に向けては、サプライチェーン全体の可視化が求められます。あるいは、デジタル証券(STO)等と連動し、例えばグリーンファイナンスなど投資内容のトレーサビリティを強化することも期待されています。そのためのインフラ(データ共有基盤)としてのブロックチェーンは有力です。社会実装に向けて、業界を代表するプレイヤーと協業し、構想から実装まで一気通貫したソリューションを提案します。

 

サステナブルな社会を実現するブロックチェーン >>

プロフェッショナル

赤星 弘樹/Hiroki Akahoshi

赤星 弘樹/Hiroki Akahoshi

デロイト トーマツ コンサルティング 執行役員

フィンテック / ブロックチェーン領域リーダー。 金融インダストリーの新事業開発、Fintech活用、デジタル戦略、業務改革、ITガバナンス、組織改革など様々なプロジェクトに従事。金融機関だけでなく、消費者利便の高い異業種サービスが金融機能を組込み提供する組込型金融(Embedded Finance)や、ブロックチェーンをベースとしたWeb3/分散型金融(DeFi)など新たな成長領域に対するグロー... さらに見る