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サービス
スマートファイナンス
組込型金融を活用した新事業創出
ますます複雑化する経営課題/社会課題へ企業・産業間の壁を越えた異業種連携で取り組むことが求められています。スマートファイナンスは、情報流通の要となる金融/決済情報などを活用した、非金融事業者による組込型金融(Embedded Finance)により新たな価値創造を一気通貫で支援します。
スマートファイナンスとは
スマートファイナンスは、金融に関わる社会や業界課題を最新のテクノロジーを駆使して、最適化する革新的なソリューションです。モバイル端末を活用した利便性の高いキャッシュレスサービス等顧客体験、AI・データ解析を活用した効果的・効率的な金融アドバイス、SDGs・ESG金融といった社会・地域課題解決へ寄与するサステナブルな金融取引を実現します。当社ではスマートファイナンスのサービスを通じて、企業の経営課題、社会・業界課題を解決し、持続的な成長をサポートします。
金融エコシステムの重要性
異業種連携(エコシステムアライアンス)においては金融機能への期待は重要性を増しています。企業、産業が消費者や社会に対して達したい共通の目的に向けて、データを積極的に共有/活用し“競争”ではなく“協創”する姿勢が重要です。
持続的な産業や社会を支える「金融エコシステム」を実現する将来像を目指します。金融エコシステムの中で昨今注目されている3つの領域があります。デロイト トーマツ グループでは、既に有する機能・ケイパビリティを活かし、専門組織・人材により支援しています。
(1)組込型金融(Embedded Finance)
消費者ニーズに訴求を志向する中で、金融サービス(決済・融資・保険など)を組込んで顧客体験を劇的に向上させる、フィンテックの新たな形である組込型金融(Embedded Finance)が定着しつつあります。異業種(非金融)事業者の金融参入にあたり、ユースケース構築等ビジネスの検討、態勢整備を含めた法規制への対応、ITの活用あるいは、効率的なM&Aなど様々な観点に対して支援します。
※組込型金融とは、非金融企業が自社のサービスや製品に金融機能を組み込む手法を指します。例えば、オンラインプラットフォームが提供する即時決済や、リテール企業が提供する分割払いオプションなどが事例として挙げられます。しかし、組込型金融の導入には、データセキュリティや規制遵守といった問題点も存在します。これらの課題に対処するためには、専門知識と慎重な計画が必要です。ビジネスの成長を促進するために、組込型金融の利点とリスクを理解することが重要です。
(2)サステナブルトレーサビリティ・ファイナンス
SDGs、カーボンニュートラル等サステナブルな社会の実現に向けては、サプライチェーン全体の可視化が求められます。あるいは、デジタル証券(STO)等と連動し、例えばグリーンファイナンスなど投資内容のトレーサビリティを強化することも期待されています。そのためのインフラ(データ共有基盤)としてのブロックチェーンは有力です。社会実装に向けて、業界を代表するプレイヤーと協業し、構想から実装まで一気通貫したソリューションを提案します。
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