農業分野の課題解決を支援し、農政と農業現場の結節点となることを追及する

有限責任監査法人トーマツ
監査・保証事業本部 パブリックセクター・ヘルスケア事業部 東京事務所
スタッフ
官公庁(公務員)からの転職/パブリックセクター向けアドバイザリー
2023年9月入社

※役職・内容はインタビュー当時のものになります

Q.現在の仕事内容はどういったものですか。

A. 農業分野向けのコンサルティング・アドバイザリー業務に従事しています。入所後は主に大手協同組合の経営課題解決等に関するアドバイザリー業務、単位農協向けの経営管理体制の高度化支援業務等に携わっています。具体的には、単位農協の中期経営計画や農業振興計画等の策定に向けたアドバイザリー提供、人事制度の高度化・再構築に向けた伴走支援、内部管理体制の高度化に向けた支援・研修等です。
また、他部門と連携し、大手協同組合や自治体等の環境保全型農業の取り組みに向けた調査検討業務等、農業分野の脱炭素・サステナビリティに関する業務にも携わっています。
所属部署では行政、医療、教育分野などの公共性の高い分野で社会貢献に資する業務に取り組んでいる中、所属チームとしては農業分野を切り口とした地域・社会課題の解決に向けて業務に取り組んでいます。

Q.前職の仕事内容と、その内容が現在の仕事にどのように活かされているかを教えてください。

A. 省庁にて農林水産業に関する施策の企画調整に関する業務に従事していました。具体的には、農業金融関係、地域作物関係、穀物関係、農政の根幹となる基本法(食料・農業・農村基本法)見直し関係等に携わる業務です。
現在の業務においても同一の領域(農業分野)に対するコンサルティング・アドバイザリー業務のため、前職の経験を通じて得た農業政策等の専門知識・知見を活かして業務に取り組んでいます。とりわけ地域の農業に根差した大手協同組合向けの支援業務においては、変わりゆく農業情勢・地域情勢を踏まえた実効性のある経営課題解決のためのアドバイザリー提供に軸足を置いて取り組んでいます。

Q.有限責任監査法人トーマツに入社したきっかけ、経緯を教えてください。

A. 監査法人として監査業務等を通じ蓄積した全国の大手協同組合に対する業界知見とリレーション、また、デロイト トーマツ グループ全体として農業分野に提供しているサービスを通じ蓄積されたノウハウが、農業分野の地域・社会課題解決に向けて取り組むにあたり強みを有していると考えられたためです。
前職での経験また自身が地方の農家出身であること等に鑑み、農業分野の地域・社会課題解決に向け、農業政策という国全体の課題解決のマクロ的な視点から現場の個別課題解決に向けたミクロ的視点までの架け橋や結節点の機能が重要と考えています。そうした中で、地域と農業のハブ機能を有する大手協同組合等へのサービス提供を通じて蓄積された当グループ内の知見・リレーションと自身の前職での知見等を踏まえ、地域の農業の課題解決に向けた結節点として機能することで、農業分野の課題解決に資する業務に従事できるのではないかと考えたことが入社を決めた一番の理由です。
また、自身が育児というライフステージの変化もあったことを踏まえ、採用活動を通じてデロイト トーマツ グループの働き方や制度面の職場環境が、現状のワークライフスタイルに適していると考えられたことも入社の理由の一つです。

Q.有限責任監査法人トーマツに入社してよかったこと、現在の所属組織で働くことの魅力を教えてください。

A. 異業種からの転職にも関わらず、領域の親和性の高さを持って入所後すぐに業務に入り込みやすかったことです。また、入所前は監査法人に対して「会計人の集まり」というイメージを強く持っていましたが、実際には多様なバックグラウンドの人が、それぞれの強みを活かし、会計に限らず様々な領域でサービスを提供していることも入り込みやすさにつながっていると感じています。
これまで当グループとして関係性を構築していた単位農協をはじめ地域に根差したクライアントに直接足を運び、前職での知見が実際にクライアントへのサービスの価値提供に繋がっていると実感できた際は、率直に入社してよかったと感じました。このような業務を通じて、農業分野の地域・社会課題の解決に向けた結節点として機能していけるように取り組んでいきたいと考えています。
デロイト トーマツ グループの柔軟な働き方や職場の風土、制度面等の職場環境により、自身の裁量を踏まえて仕事と育児等のバランスを取った働き方が実現できていることも入社してよかった点です。

Q.今後のキャリアプラン、ビジョンをお聞かせください。

A. 農業分野を切り口とした地域・社会課題解決に向けて、これまで当グループ内で蓄積された知見と前職の知見を踏まえ、農政と農業現場の結節点となることを追求していきたいです。
近年の世界の食料需給の変動等に伴って一層国内農業の持続的な発展が求められる中、今後の少子高齢化社会による国内市場縮小や担い手問題など農業分野の課題はさらに深刻化していく様相を呈しています。一方で、食料安全保障や脱炭素・サステナビリティ等のアジェンダに対して、国産食料の供給、環境配慮型農業の実践によるGHG削減等、農業の位置づけや重要性はより高まっていくものと考えています。
そうした中で、目まぐるしい情勢変化にキャッチアップしながら、官民の垣根を越えて農業現場・地域の課題にボトムアップ型でアプローチしていくことを通じて、社会全体の課題解決に資するプロフェッショナルになることを目指していきたいです。
有限責任監査法人トーマツには、全国の各拠点が提供する地域に根差したサービス提供を通じて、地域・社会課題解決にアプローチできる体制が整っていると実感しています。

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