デロイト トーマツ グループは、インクルーシブな環境が、メンバーひとりひとりが持つポテンシャルをフルに発揮させ、イノベーティブなチーム、組織の原動力になると考えます。
そして、メンバーの活躍機会を最大化していくためには、多様性を包括する組織づくりに留まることなく、「Equity」、つまり、公平性の担保までを目指していくことが必要です。そのために、デロイト トーマツ グループに存在するメンバーの個性に更に焦点を当て、「一律で、平等な仕組み」ではなく、それぞれが公平に尊重されるために必要な仕組みづくりに注力し、一人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮し評価されるインクルーシブな環境の実現を目指しています。
よりInclusive で、誰もが働きがいを感じられる魅力的な職場環境を創出するために
デロイト トーマツ グループは、VUCAの時代において「多様な観点からクライアントに価値を提供し、社会変革・イノベーションにつなげていく」ことが必要不可欠と考えており、そのための必須手段として、Diversity, Equity & Inclusion(DEI)を重要経営戦略の一つとして位置付けています。そのため、グループ全体が一丸となった推進体制として、グループCEOとCHRO、及び主要5法人+1コーポレート機能の代表者をメンバーに含むDEI Committeeを設置し、経営トップ自らが積極的に関与しながら重要テーマを中心とするDiversity, Equity & Inclusion(DEI)の取り組みを加速しています。
デロイト トーマツ グループ内やデロイト グローバルの多様なメンバー、そして社会のあらゆるステークホルダーとの連携を通じて、Diversity, Equity & Inclusion (DEI)を推進・強化しています。
私たちにとってのDEI、そして各種施策や推進にこめられた思いやストーリーについても積極的に発信していますので是非ご覧下さい。
デロイト トーマツ グループでは、個々の「違い」を「強み」にするべく、包括的・戦略的にDEIを推進し、あらゆる「違い」をもったメンバーが活躍できる施策の立案や実行をはじめ、社内外にも積極的に発信することでInclusiveな社会構築への貢献をめざします。
ジェンダー、国籍、性的指向・性自認、文化・宗教、価値観、経験など、目に見える、見えないに関わらず、多様性を有する人々から成り立っているということ
「個人のちがいは視野に入れず、すべての人に同じものが提供されている状態」であるEquality(平等)だけではなく、「個人のちがいを視野に入れて、目的を達成するために最適なものがそれぞれ提供されている状態」であるEquity(公平)を目指し、目標達成の手段が平等か否かではなく、機会や難易度、負荷などが、目的を考慮した上で相対的に公平かどうかを重要視すること
すべてのメンバーが「受け入れられている(Belongingness)」「多様なスキル・強み(Uniqueness)が評価されている」と感じることに加え、機会やリソースが公平に与えられている(Fairness)ということ
私たちデロイト トーマツ グループは、激動する社会において価値創出を目指すプロフェッショナルファームとして、日々、変革への挑戦を重ねています。そして、その挑戦の中には、Diversity, Equity & Inclusion(DEI)の推進も含まれます。
ジェンダーやセクシャリティ、人種・民族、宗教や言語などを含む文化の違い、障がいなど、個人が当たり前にもつ多様な違いを互いに認め、活かし合い、一人ひとりが成長を実感しながら活躍できる環境の構築に向けて、これからもグループ内のみならず、社会全体に対してもDEI推進を積極的に働きかけていきます。
ただこれは、一朝一夕では成し得ない目標であることも確かです。しかし、私たちが挑戦を続け、地図なき道を進み続ける姿から、社会全体の変化へ貢献できることもあると、私は考えます。
デロイト トーマツ グループは、DEI推進こそが、個人にとって、クライアントにとって、社会全体にとって、最も価値ある変革をもたらすための道であると信じ、私たちの共通の価値観であるLead the wayを体現していきます。
木村 研一
デロイト トーマツ グループ CEO