グループ案内

DEI(Diversity, Equity & Inclusion)

デロイト トーマツは、DEIを推進することを、革新的なアイデアを生み出すチームや組織を作り、クライアントや社会に対して価値あるサービスを提供していくための原動力と位置づけています。あらゆる「違い」を「強み」として受け止め、積極的に活かしていける組織風土を根付かせることで、一人ひとりが本来有する強みを開花させながら活躍できる社会を実現することを目指しています。

現在デロイト トーマツは、デロイト グローバル共通のDEI施策であるALL-IN戦略の3本柱(ジェンダー平等、LGBT+、メンタルヘルス)に日本独自の文化的背景や社会課題を加味して、次の計5つの切り口から様々な取り組みを推進しています。
 

ジェンダー平等

女性リーダーの比率向上に向け、一人ひとりの育成計画の策定や女性リーダー候補者を対象としたスポンサーシップや早期育成プログラム、また評価や登用時のバイアス除去のための仕組み等を導入しています。こうした活動を通じて、FY22もパートナーおよびマネージングディレクターの女性比率は10.2%(FY21は10.0%)、女性管理職比率は19.4%(FY21は19.3%)と前年度から増加しています。

  また、社内外で開催されるパネルセッションにおいて、女性の登壇機会を増やしバランスのとれたジェンダー比率を実現することで多様性に基づいたイノベーティブで質の高い対話を促す施策である“Panel Promise”を導入しています。さらに、ジェンダー平等の加速には、女性の視点だけでなく企業の中の多数を占める男性の視点を採り入れることが不可欠である、という認識のもとで、有志メンバーによって発足した「男性ネットワーク」プロジェクトによる各種啓発活動なども積極的に行われています。

そのほか、当グループ内に留まらず社会全体のジェンダー課題解決に向け以下のような取り組みを実施しています。

  • ジェンダーバイアスの根強いテクノロジー領域で活躍する女性を広く育成強化するWomen in Tech活動
  • 女性エグゼクティブ及び次世代リーダーをサポートするための包括的な取り組みであるSheXO Club活動
  • 企業の重要意思決定機関に占める女性割合の向上を目的とした世界的キャンペーンである30% Clubの日本での活動支援
     

LGBT+

LGBT+当事者は非当事者と同じ権利を有するべきであるとするデロイト グローバル共通の考え方に基づき、以下3つの軸でLGBT+のメンバーに対する包摂性(インクルージョン)を高める取り組みを推進しています。

  • 制度・インフラ:同性パートナーも配偶者として定義することで福利厚生面での不平等を解消、ホルモン治療を含む性別適合治療等を事由とした追加の有給休暇取得等の制度面の整備、「誰でもトイレの設置」によるインフラ強化等
  • 風土・カルチャー醸成:LGBT+に関する研修をグループ全員に必修化、158名の有志メンバーによるAllyネットワーク活動や当事者のストーリーテリング、各種イベントを通じたコミュニティ強化等
  • ソーシャルインパクト:NPO団体や教育機関と連携したLGBT+啓発や寄付につながる取り組み、出張授業や積極的な対外的発信等、デロイト トーマツ内のインクルージョンのみならず社会全体のLGBT+インクルージョンにつながる取り組みの推進

これらの活動が評価され、任意団体work with Prideによる、職場におけるセクシュアル・マイノリティへの取り組みに対する評価指標(PRIDE指標)にて、インクルージョン推進企業に贈られるアワードで最高位の「ゴールド」を2018年から4年連続で受賞しています。
 

Multi Culture(多文化共生)

デロイト トーマツには850名を超える外国籍メンバーに加え、日本以外での教育・就労経験やルーツをもつメンバーも年々増加傾向にあります。こうしたメンバーが、国籍や文化的背景などの「違い」を「強み」として活躍できるように、様々な角度から環境整備に努めています。
外国籍メンバーを対象とした日本文化・慣習などに関する研修や、ムスリムをはじめとする多様な信仰・宗教に関する理解啓発などに加え、グループ全体でも異文化理解研修を展開しています。また、社内コミュニケーションのバイリンガル化や祈祷室の設置等、インフラ面でのインクルージョンも強化しています。
 

障がい

デロイト トーマツには、FY22末現在障がい者手帳を保持するメンバーが272名在籍しています。あらゆるメンバーが障がいの有無に関わらず、プロフェッショナルとして十分に能力を発揮して活躍できる環境・風土を構築することを目指して取り組みを推進しています。
その一環として、グループの全てのメンバーに合理的配慮に関する研修の受講を義務付けているほか、社内のジョブコーチや公認心理士、臨床心理士などの専門家や社外支援機関とも連携を強化しながら、障がいのあるメンバーの採用・定着強化につとめています。
この結果、障がいのあるメンバーの定着率はグループ全体で96.7%と高い水準を保っています。こうした実績を踏まえ、デロイト トーマツの障がい者活躍推進施策を他の企業や自治体などにも積極的に紹介・普及する活動も行っており、障がい者に対する社会全体でのインクルージョン強化にも貢献しています。
 

DEI観点からのWell-being推進

多様なメンバーがサステナブルに働くことのできる環境整備を重要視し、妊娠・出産、育児・介護等のライフイベントを支える各種制度を整備。産前講座や産後ケア教室、介護やベビーシッター代の補助などに加え、社会課題も反映した各種取組みも推進しています。

  • COVID-19感染状況の中で一層深刻化していると言われるメンタルヘルスの問題に関し、偏見を除去し体系的な知識を習得するための研修の実施や、仕事やプライベート問わず無料で専門家のコンサルテーションやカウンセリングを受けられるEAP(Employee Assistance Program/外部相談窓口)など、各種施策の導入
  • COVID-19下で在宅時間が増える中で、それ以前と比較して増加したといわれる「ドメスティックバイオレンス」に苦しんでいるメンバーに対し、専門機関と連携したシェルター提供や相談対応、同行支援、また特別休暇の導入
  • 卵子凍結や不妊治療などの生殖医療への理解啓発や実際の費用補助が受けられるサービスの導入、また更年期に関する理解啓発や休暇制度などの整備
     

デロイト トーマツは、以上のような多面的な取組みが評価され、日本初のD&I総合アワードであるD&I Award 2021において、大企業部門でセミグランプリならびにベストワークプレイス認定を受賞しています。

その他DEIの方針・活動の詳細はこちらをご覧ください。

 

(2022年10月発行)

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