海外オフィスメンバーと協業して、グループガバナンス構築の支援を行う
有限責任監査法人トーマツ
監査・保証事業本部 監査アドバイザリー事業部 内部統制・経営体制アドバイザリー 東京事務所
シニアスタッフ
メーカーからの転職/グループガバナンス構築アドバイザリー
2021年5月入社
※役職・内容はインタビュー当時のものになります
Q.現在の仕事内容はどういったものですか。
A. 主に日本に本社があり、海外に子会社を持つクライアント向けにグループガバナンス体制構築に関するアドバイザリー業務を行っています。具体的には、海外子会社の各種社内規程の整備・運用状況の確認および財務分析といった実態調査や海外子会社から親会社へのレポーティング体制見直し等とアドバイザリー内容は多岐に渡ります。本業務に携わるようになってから約3年が経ちますが、様々な業種のクライアントにおいて海外子会社に対するガバナンス体制構築のニーズはますます高まってきており、語学力と内部統制の知見を兼ね備えた人材のニーズも高くなっていることを感じています。
Q.前職の仕事内容と、その内容が現在の仕事にどのように活かされているかを教えてください。
A. 前職では化学メーカーに約4年間勤務していました。最初の2年間は経理部に所属し主に月次決算業務や連結決算業務を行いました。ちょうど2年が過ぎた頃に経営戦略室に部署異動となり、最後の2年間は経営会議の運営補佐として月次資料の作成や、予算策定業務、担当子会社のモニタリング業務をいました。
現在の業務では、特に、クライアントの経理部・経営戦略室・内部監査室の方々とプロジェクトを進めることが多いため、実務者として実際に決算や子会社のモニタリング業務に携わっていた経験が、クライアントの現状の決算・財務プロセスやガバナンス体制を理解する上で大きく役に立っていると感じています。
Q.有限責任監査法人トーマツに入社したきっかけ、経緯を教えてください。
A. まずUSCPA(米国公認会計士)の資格合格が転職を考えるきっかけとなりました。前職では決算対応等で監査法人の方とお話しする機会が多々あり、また経理部長が監査法人のアドバイザリー部門の出身でもあったため、監査やアドバイザリーの仕事には少なからず興味がありました。そのため、ハードルの高さを感じつつも監査法人が転職先の候補となりました。
面接を通じて、決算効率化や海外子会社管理に係る案件を多く手掛けていることを確認することができ、これまで自分が携わっていた業務に関する専門性をより一層高められると感じたため、有限責任監査法人トーマツへの入社を決めました。
Q.有限責任監査法人トーマツに入社してよかったこと、現在の所属組織で働くことの魅力を教えてください。
A. 入社してよかったことの一つが海外経験の豊富な上司と働く機会に恵まれ、様々な海外案件に携わることができたことです。前職では海外子会社に関連する業務が少なく、業務の中で英語を使用する機会がありませんでした。現在は、クライアントの海外子会社の担当者や海外のデロイトメンバーとのやりとり等、日常的に英語を使用するのが当たり前の環境に身を置くことができています。
もう一つは様々なバックグラウンドを持つ上司から適宜フィードバックを受けながら仕事を進めることができる点です。前職では上司が複数いるということはなく、基本一人からフィードバックを受けるのみでした。現在はプロジェクトごとに、「監査」「ITシステム導入」「海外子会社管理」等各領域に強みを持つ上席者とディスカッションしながら業務を進められることは、働く上で大変良い経験となっています。
Q.今後のキャリアプラン、ビジョンをお聞かせください。
A. 引き続き、現在行っているグループガバナンス体制構築に関するアドバイザリー業務の他、内部統制に係る業務等、経営体制強化に欠かせないテーマに関わる案件に幅広く携わり、将来マネジャーとしてプロジェクトを率いていけるだけの力を培っていきたいと思います。転職者が中心の部署であるため、様々なバックグラウンド・強みを持つ同僚の中で埋もれないよう、「この件に関しては、あの人に相談しよう」と名前が挙がるような差別化できる自分の強みを確立できればと思います。
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