内定式から学ぶ新たな一歩

背筋をピンと伸ばした内定者の皆さんの姿には緊張と希望が入り混じった独特の輝きがあり、「自分もこんな時期があったな」と感慨深くなりました。それぞれの代表の挨拶の中には、「皆で道を拓く」「互いに支え合う」「高め合う組織」などのワードが随所に散りばめられ、あたたかくも情熱的な激励のメッセージが内定者へ向けられていました。また、内定者代表の挨拶では会社へ、また同期となる仲間たちへ、頼もしくも初々しい決意表明がされました。

※内定者への挨拶の様子

代表の挨拶に続いては、各社で工夫を凝らした社職員によるクロストークセッションが繰り広げられました。
ベテラン社員がこれまで経験してきた具体的なプロジェクトにまつわる数々のエピソードは、トークセッションならではの登壇者たち同士の和やかな掛け合いにより、「当時の若手・中堅ビジネスマンとして」の視点による臨場感あふれる話を聞くことができました。

また、入社して数年目の若手社職員によるセッションでは、より砕けた空気感の中で、さらにさまざまな話が飛び出しました。実際に彼らが内定者時代に行ってきた入社前の準備や、内定者同士どんなコミュニケーションをとっていたか、また実際に行っていたさまざまな勉強法（同期同士でゲーム感覚で取り組んでいたという話もありました）など。他にも、入社後初めてアサインされたプロジェクトについてなど、内定者の皆さんにとってもごく近い未来をイメージできる話が多くありました。
各社いずれも、先輩たちのキャリアや想いにキラキラと目を輝かせ話に耳を傾ける内定者の皆さんの姿勢が印象的でした。

※クロストークセッションの様子
 

懇親会では、乾杯の挨拶をきっかけに内定者同士のコミュニケーションも活発に始まり、すでにチームワークが形成されつつある様子が伺えました。同期となる仲間と囲む内定者の皆さんのテーブルには、それぞれ大先輩の社職員も参加していて、入社後の様子やキャリアの考え方、またどんな内定者時代を過ごしたか、など、プライベートも含む様々な質問に打ち解けた様子でざっくばらんに答えていました。

内定者の皆さんも初めは緊張していたようでしたが、質問しているうちに、気さくな社職員が多いこと、また、誰に話しかけてもフレンドリーな対話ができることで徐々に緊張も解けたようで、良い意味で「またデロイト トーマツへのイメージが変わった」という内定者の方もいたようです。

※懇親会の様子
 

全体を通して感じたのは、新たなスタートを切ろうとする人々のエネルギーとその可能性です。
世阿弥の言葉に「初心忘れるべからず」とありますが、どんなに歳を重ねても、その道に詳しくなっても、初心を忘れずに新しい挑戦を続けることが重要だと再認識しました。

自分の将来を真摯に考え、多くの選択肢の中から、一つを選ぶ決断をし、今がある。
節目、節目で決断したその先にある、まだ見えぬ情景に不安を感じ、または期待を抱き、胸を躍らせる。

その感覚はできないことができるようになる情景と少し似ていると感じます。
これは誰しもが人生のどこかのシーンで経験したことがあることなのではないでしょうか。

キャリアにおいて、自らの判断で決意し、まだ何もないところから未来に向けてどのように進んでいくべきかを考える。
そして、強い意志をもって、失敗を恐れずに挑戦し続けていくことは、容易な道のりではありません。

「デロイト トーマツの人」では、社職員一人一人のストーリーが紹介されており、彼らのキャリアパスを見ると、ビジネスには多様な成長機会があふれていることがよくわかります。異なるバックグラウンドやスキルを持ちながらも、彼らに共通して言えることは、強い情熱とプロフェッショナリズムを持っているということです。メンバー同士が立場に関わらず互いに学び合うことで、より豊かな職場環境を築き、常に新しい視点を得る循環が、絶え間ない自己成長の場に繋がっています。

あなたは、自己成長をするためにどんなことをしていますか？
あなたの可能性は、今、十分に引き出されているでしょうか。
あなたのさらなる可能性を引き出すために、これからどんな挑戦ができるでしょうか。

顔を輝かせて内定式に参加している内定者の皆さんを見ていて、当時の自分が思い描こうとしていたプランをあらためて思い出しました。
あなたも、ライフ、キャリア、それぞれの節目やきっかけに、自分のキャリアプランはどのようなものにしたいか、新鮮な気持ちであらためて見つめなおしてみませんか。

※懇親会の様子