Posted: 18 Jun. 2024 3 min. read

Thought Leadershipグループ会議を開催

デロイト トーマツ グループのThought Leaderが集まり、産業横断規模をテーマとした最先端の知見や政策提言の共有・議論を行うThought Leadershipグループ会議の第3回を2024年5月に開催しました。
第3回は、これからの日本にとって非常に重要なアジェンダとなる「グローバルサウス・地政学」「資産運用立国」「デジタル・Web3」「サーキュラーエコノミー」の4つを中心に議論が行われました。

Thought Leadershipグループ会議とは?

デロイト トーマツ グループには、各産業やマクロ経済、先端技術など、各分野の最新の知見を有し、世の中に積極的に提言・情報発信している専門家(Thought Leader)が数多く存在します。日ごろはそれぞれの分野で活躍していますが、同時に、当グループのシンクタンク機能であるDeloitte Tohmatsu Institute(DTI)にもフェローとして名を連ね、より複合的なアジェンダなどについて研究・意見交換を行っています。

そしてDTIの掛け声のもと、Thought Leaderたちが一堂に会し、産業横断規模をテーマとした最先端の知見や政策提言の共有・議論を行う場がThought Leadershipグループ会議です。特定分野の専門知識はそれだけでも価値がありますが、当該分野以外の専門家が触れることで、思わぬ発見や新たな価値創造のヒントが得られることがあります。世の中の課題はますます複雑化し、従来の枠組みを超えた、いわば“学際的”な知の交流が求められており、まさにこれを実現しているのがThought Leadership会議です。

第3回を迎えた今回のThought Leadershipグループ会議では、これからの日本にとって非常に重要なアジェンダとなり得る「グローバルサウス・地政学」「資産運用立国」「デジタル・Web3」「サーキュラーエコノミー」4つのテーマを取り上げ、知見の共有・議論を行いました。

会議の冒頭、グループCEOの木村 研一から挨拶があり、「この場で展開された議論の内容を理解して、自分の言葉で話せるようにしてほしい」と、当日ライブ配信を視聴していたメンバーに対して期待が表明されました。

(グループCEOの木村 研一)

その後、約2時間にわたって各テーマについてThought Leaderからの発表、参加者との議論が行われました。また、終了後には参加者同士の懇親会が開催され、個別に意見交換がされました。

本稿において議論の詳細をお伝えすることはできませんが、ご興味がおありの方はぜひお問い合わせください。

DTIはChief Executive Thought Leader(CETL)である松江 英夫が代表を務めており、グループ内の各専門組織の枠組みを超えたThought Leadership 発信や政策提言を推進し、中長期の視点に立ってビジネスと社会に対して大きなインパクトを創出することを目指しています。また、グループ全体のThought Leadership機能のプラットフォームとして各専門組織との有機的な連携を行い、これからも、こうした議論を通じて、グループとして持つ知見を結集し、日本の経済社会の方向性を提言してまいります。
 

(グローバルサウス・地政学について議論する邉見 伸弘、市川 雄介、勝藤 史郎)

 

(資産運用立国について議論する伊藤 正彦、前田 洋、藤本 貴子、早竹 裕士)

 

(デジタル・Web3について議論する赤星 弘樹、溝口 史子、水野 博泰)

 

(サーキュラーエコノミーについて議論する橋本 寛、吉原 博昭、丹羽 弘善、松江 英夫)

 

執筆者

デロイト トーマツ インスティテュート(DTI)事務局

DTIはデロイト トーマツ グループ全体のThought Leadership機能のプラットフォームです。ミクロとマクロをつないだ提言型のシンクタンク機能を有し、実践的な発信や政策提言をグループ横断的に推進しています。

日本の経済社会の持続的な成長と発展に向けて、重要な社会アジェンダや経営のトップアジェンダへの現実解を提示すべく、グループ内の既存組織の枠を超えたThought Leadership 発信や政策提言を推進し、中長期の視点に立ってビジネスと社会全体に対してより大きなインパクトを創出することを目指しています。

 

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