Posted: 03 Oct. 2022 3 min. read

FORESTRISE 2022(第3回次世代林業産業展) 出展結果報告

たくさんのご来訪ありがとうございました!

2022年9月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイトで開催された「FORESTRISE 2022(第3回次世代森林産業展)」に出展いたしました。林業DX実現に向けた最新技術の展示や事業拡大に向けたビジネスチャンス創出の場として開催されるこの国際見本市も今回で開催3回目。いまだコロナ禍が続く中、会場全体が賑わい、デロイト トーマツ ブースへも多くの方に足を運んでいただきました。私たちの取り組みにご興味を持ってくださった方や、多様な意見交換をさせていただいた方など、お立ち寄りくださいました多くの皆様に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

デロイト トーマツがなぜ林業!?という声もたくさん頂戴しました。デロイトトーマツでは監査以外にも様々な産業に向けてアドバイザリーサービスを提供させていただいており、林業も宇宙やカーボンニュートラルと並んで今後飛躍する業界の1つと注目しています。私たちは、省庁・自治体の皆様はもちろんのこと、広く民間企業の皆様とも力を合せ、林業が持つポテンシャル、そして日本の未来のために、地域の活性化を通じ地域からの変革に取組んでいきます。

 

16日の出展社プレゼンテーションにて、私たちが掲げる日本の林業ビジョン「Japan Forest 2050」を皆様に共有させていただく機会を頂戴いたしました。こちらにも多くの皆様にご来場をいただきました。改めて、感謝を申し上げます。

日本の林業は多くの課題を抱えています。林業関係者の自助努力だけで克服することは難しい局面も少なくありません。国や地域、業界全体、さらにはサプライチェーン全体で改革を推進していくことが必要です。私たちが掲げる日本の林業ビジョンは、まだまだ磨きをかけていく必要がありますが、私たちの取り組みにご賛同いただけましたら幸いに存じます。

 

会場にて配布させていただいておりましたパンフレットは以下のリンクからもダウンロード可能です。

 

Japan Forest 2050 -日本林業の未来を描く- (ver.1.0) (2.1MB, PDF)

 

ぜひ関係者の皆様の間でご共有いただき、変革の第一歩としての議論のたたき台としてご活用いただけましたら幸いに存じます。今回配布させていただいたのはVer1.0です。今後、皆様との議論を通じてVer2.0、Ver3.0と版を重ねブラッシュアップしていきたいと思いますので、皆様からの忌憚ないご意見をお待ちしております。

 

皆様との協業を通じて日本の林業全体が活性化できることを楽しみにしております。

 

デロイト トーマツ グループ

 

 

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林業アドバイザリーサービスを提供

 

 

執筆者

鈴木 秀明/Hideaki Suzuki
有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部・パブリックセクター・ガバメント&パブリックサービシーズ

民間企業において会社保有山林のアセットマネジメント・林業業務全般に従事した後、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社勤務を経て現職。

林業分野以外でも道路・港湾等の物流分野におけるDX支援、地方創生分野におけるパブリックセクター向けコンサルティング業務、民間企業のサステナビリティビジョン検討支援といった業務に従事した経験を有する。

※所属などの情報は執筆当時のものです。

プロフェッショナル

北爪 雅彦/Masahiko Kitazume

北爪 雅彦/Masahiko Kitazume

デロイト トーマツ グループ パートナー/公認会計士

国内電機メーカーで衛星通信システムの開発に従事した後、有限責任監査法人トーマツに入社。M&Aアドバイザリー業務を多数手がけた経験から「MBO取引等に関するタスクフォース」(経済産業省)の委員等を歴任。大手企業のグループ内再編や持株会社化等の支援を通じコーポレート・ガバナンスと企業価値創造の関連性に着目、デロイトにおけるコーポレートガバナンス推進の日本拠点 Japan Center for Corporate Governance の運営を担うとともに、国内外の機関投資家や非業務執行取締役や監査役との対話も推進。 直近では、異分野と林業の連係を通じて、社会の要請に応えられる持続可能な林業を目指して、林業を取り巻く諸課題の解決支援も推進。その一環として、Japan Forest 2050を立ち上げ、日本林業の現状課題の改善に留まらず、将来ビジョン策定からの取組展開により、林業界の変革・発展を目指す。