お知らせ

第42回日本ロボット学会学術講演会で研究発表を行いました

デロイト トーマツ サイバーセキュリティ先端研究所(DT-ARLCS)

2024年9月3日から9月6日にかけて第42回日本ロボット学会学術講演会 (RSJ2024) が大阪で開催されました。講演会において、当研究所の研究員である福永 拓海が “デジタルツインを活用したLiDARに基づくEnd-to-End自動運転システムの提案と評価” と題した研究論文について発表しました。

研究成果の発表

2024年9月

デジタルツインを活用したLiDARに基づくEnd-to-End自動運転システムの提案と評価

学会・研究会:第42回日本ロボット学会学術講演会 (RSJ2024)
著者:福永 拓海 (DTCY), 野本 一輝 (DTCY/早稲田大学), 櫻井 悠次, 高田 雄太, 熊谷 裕志, 神薗 雅紀 (DTCY)
https://ac.rsj-web.org/2024/index.html(外部サイト)

論文概要

End-to-End(E2E)自動運転では実車両を用いた開発・検証に多大なコストを要するため、シミュレーション空間を用いた手法が提案されている。一方で、シミュレーション空間と現実空間の乖離により、学習した自動運転モデルが現実世界で正しく動作しない。そこで、本稿ではデジタルツインの活用によりシミュレーション空間上に3次元データを再現し、それらを処理する PointNet ベースの E2E 自動運転システムを提案する。実験では、シミュレーション空間と現実空間でラジコンを用いた自動運転走行評価を実施する。

お役に立ちましたか?