ニュースリリース

デロイト トーマツ、TMACの全株式を取得

ミドルマーケット分野のM&Aを「End-to-End」 で支援するためネットワークおよびサービス力を大幅に拡充

2020年11月2日

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(東京都千代田区、代表執行役社長 福島 和宏、以下「DTFA」)は、M&Aに関するアドバイザリー業務およびコンサルティング業務を手がける株式会社TMAC(東京都千代田区 代表取締役社長 古川英一、以下「TMAC」)の全株式を取得しました。これにより、TMACはDTFAの完全子会社になり、同社の現経営陣の下で独立した法人として存続しつつ、デロイト トーマツ グループの一員になります。

TMACは1999年1月に設立され、約20年に亘る業歴の中で、400件余の案件取扱実績を有するM&Aアドバイザリーファームです。同社は主に、中規模M&A案件に関するアドバイザリー市場(以下、「ミドルマーケット」)において、国内外の上場、未上場企業を含む豊富なM&A案件実績を有し、多数の経験を積んできた役職員を中心に、高い専門知識をもって業務を行うことで、日本経済発展への貢献を果たしてきました。

DTFAは、国内最大級のビジネスプロフェッショナルグループであるデロイト トーマツ グループにおいて、ファイナンシャルアドバイザリーサービスを担い、「M&A」、「クライシスマネジメント」の2分野を主要な事業領域としております。M&Aについては、買収・売却検討などのオンディール(取引実行)の領域のみならず、マーケットリサーチや戦略立案などの上流領域から、買収後の統合や再編・再生を含む下流領域まで、M&Aに関係・隣接するテーマについて、「End-to-End」で、あらゆるクライアントニーズに応えるサービス体制の強化を推進しております。

DTFAは今後、クライアントのニーズに応じたM&Aアドバイザリー業務をTMACのサービスと一体的に提供することにより、TMACが強みを持つミドルサイズのM&A案件(ミドルマーケット)に関して、TMACの持つ専門的な知見やネットワークと、DTFAがグローバル規模で有する幅広い専門性やリソースを融合することで、引き続き拡大が見込まれるミドルマーケット分野でのさらなる事業成長と案件カバレッジの拡充を目指す方針です。

デロイト トーマツ グループは、プロフェッショナルグループとして有する圧倒的な専門性・総合力と、データ・アナリティクスやデジタルテクノロジーに関する最先端の実践的知見を融合することで、経済社会や産業の将来像を指し示し、その実現に必要とされる経営変革と社会イノベーションを加速させる「経済社会の変革のカタリスト」となることを目指しています。今回の取り組みを通じて、引き続き拡大成長が見込まれる国内(主に首都圏)ミドルマーケットの分野のM&A関連サービスを「End-to-End」で強力に推進していきます。


【株式会社TMACの概要】

設立:1999年1月1日
所在地:〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目3番地 淡路町トーセイビル6階
主な事業内容: M&Aアドバイザリー業務、企業戦略に関するコンサルティング業務
代表者:古川 英一
 

報道機関の方からの問い合わせ先

デロイト トーマツ グループ
広報担当 奥村
Tel: 03-6213-3210
Email: press-release@tohmatsu.co.jp

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック リミテッドおよびデロイトネットワークのメンバーであるデロイト トーマツ合同会社ならびにそのグループ法人(有限責任監査法人トーマツ、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社、デロイト トーマツ税理士法人、DT弁護士法人およびデロイト トーマツ コーポレート ソリューション合同会社を含む)の総称です。デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。詳細はデロイト トーマツ グループWebサイト(www.deloitte.com/jp)をご覧ください。

Deloitte(デロイト)とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(“DTTL”)、そのグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指します。DTTL(または“Deloitte Global”)ならびに各メンバーファームおよび関係法人はそれぞれ法的に独立した別個の組織体であり、第三者に関して相互に義務を課しまたは拘束させることはありません。DTTLおよびDTTLの各メンバーファームならびに関係法人は、自らの作為および不作為についてのみ責任を負い、互いに他のファームまたは関係法人の作為および不作為について責任を負うものではありません。DTTLはクライアントへのサービス提供を行いません。詳細は www.deloitte.com/jp/about をご覧ください。

デロイト アジア パシフィック リミテッドはDTTLのメンバーファームであり、保証有限責任会社です。デロイト アジア パシフィック リミテッドのメンバーおよびそれらの関係法人は、それぞれ法的に独立した別個の組織体であり、アジア パシフィックにおける100を超える都市(オークランド、バンコク、北京、ハノイ、香港、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、メルボルン、大阪、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、台北、東京を含む)にてサービスを提供しています。

Deloitte(デロイト)は、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務およびこれらに関連するプロフェッショナルサービスの分野で世界最大級の規模を有し、150を超える国・地域にわたるメンバーファームや関係法人のグローバルネットワーク(総称して“デロイトネットワーク”)を通じFortune Global 500®の8割の企業に対してサービスを提供しています。“Making an impact that matters”を自らの使命とするデロイトの約312,000名の専門家については、(www.deloitte.com)をご覧ください。