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ESRS草案の第一弾がEFRAGにより承認されました
EFRAG、ESRS草案の第一弾を承認し、欧州委員会へ提出
本iGAAP in Focusは、EFRAGが作成し、2022年11月22日に欧州委員会 (EC) に提出された、欧州サステナビリティ報告基準 (ESRS) 草案の第一弾の概要です。ESRSは企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づくサステナビリティ情報の開示基準として利用されます。
EFRAG、ESRS草案の第一弾を承認し、欧州委員会に提出
本iGAAP in Focusは、EFRAGが作成し、2022年11月22日に欧州委員会 (EC) に提出された、欧州サステナビリティ報告基準 (ESRS) 草案の第一弾の概要です。ESRSは企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づくサステナビリティ情報の開示基準として利用されます。
EUの企業サステナビリティ報告指令 (CSRD) は、EFRAGが作成した欧州サステナビリティ報告基準を使用して報告することを企業に要求しています。
EFRAGはESRS草案の第一弾をECに提出しました。提出された基準一式には、全般規定を定めた2つのクロスカッティング基準、環境(E)を対象とする5つの基準、社会(S)を対象とする4つの基準、ガバナンス(G)を対象とする1つの基準が含まれています。
これにより、2022年4月にパブリックコメントを求めるために公開草案が公表されたことに続き、基準の最終化に向けたもう一つのマイルストーンが達成されました。ECは今後、EU機関及び加盟国と基準案について協議し、その後、欧州議会及び理事会による審査期間が設けられます。CSRDは、最終基準を委任法令として2023年6月30日までに採択することを求めています。それまでは ESRS「草案」とされます。
EFRAGは、2024年6月までに委任法令として採択されるために、セクター、中小企業、EU域外企業の要求事項を含む詳細基準を今後ECに提供する予定です。
目次
- 背景
- ESRSの構成
- クロスカッティング基準
- トピック別基準
- 調整表
- 詳細情報
全文はPDF(日本語仮訳)を参照ください。
また、原文(英語)はこちらからご覧ください。