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欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)第1弾の最新動向(委任規則案の公表)
欧州委員会は、CSRDに基づくサステナビリティ情報開示の基準(ESRS)の委任規則案を公表し、市中協議を実施
欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)第1弾の最新動向(委任規則案の公表)
このiGAAP in Focusは、欧州委員会が2023年6月9日に公表したCSRDに基づくサステナビリティ情報の開示基準(ESRS)の委任規則案の市中協議を取り上げています。委任規則案は昨年11月にEFRAGが承認したESRS草案に対し、実務上の対応可能性を踏まえて様々な負担軽減措置を追加しています。
EC は、2022年11月にEFRAGが提出したESRS草案に対して以下を含む変更をしました。
- マテリアリティ(重要性)・アプローチの変更
– いくつかの要求事項に段階的導入を追加
– いくつかの要求事項を任意のデータポイントに変更
– いくつかの開示要求に柔軟性を持たせる
– EUの法的枠組みとの一貫性を確保するための技術的調整
– グローバルの基準設定動向との相互運用性を高めるための変更 - この規則案は、すでに非財務報告指令 (NFRD) の対象となっている企業に対して、2024年1月1日以降に開始する会計年度からESRSが適用となることを示している。
- 規則案の市中協議へのコメント提出は2023年7月7日までである
目次
• 背景
• 規則案
• EFRAGがECへ提出したESRS草案からの変更箇所
• 詳細情報
全文はPDF(日本語仮訳)を参照ください。また、原文(英語)はこちらからご覧ください。
(1.2MB,PDF)