IFRS

IFRS（国際会計基準）

任意適用が開始されて以降、国際会計基準(IFRS)の適用を表明する日本企業も増加しつつあります。日本企業の海外進出、海外での資金調達、海外におけるM&A等が増加していく傾向にあり、日本企業のIFRS任意適用はますます増加していく可能性があります。IFRS導入というと単に会計基準の変更を行うことに留まらず、これらのIFRS導入企業の中には、IFRS導入を契機にグローバルでの業務・システムの統一や、決算早期化・報告日統一、シェアード･サービス・センターの設立などグローバル経営基盤の構築を目指すプロジェクトを立ち上げる例も少なくありません。
 
デロイト トーマツ グループでは、このような多様なニーズに対応すべく、会計関連アドバイザリー、教育研修プログラムサポート、IFRS導入におけるプロジェクトマネジメントサポート、IFRS導入に伴う新システム構築サポート、決算早期化サポート、グローバルでの経理機能等を集約するシェアード・サービス・センター設立サポートなどニーズに応じた多様なサービスを提供しています。

デロイト トーマツ グループのIFRS関連サービスの特徴

グローバルサポート ― デロイト トウシュ トーマツ リミテッドのノウハウと人材の活用
デロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、世界各地でのIFRSの導入経験を有し、豊富なノウハウ・多数の専門家などのリソースを保有しております。デロイト トーマツ グループはIFRS COE（IFRS center of excellence）等、デロイト内の各組織や、各国のプロフェッショナルを活用しながら、グローバルにサポートを行うことが可能です。

クロスファンクション ― 各分野の専門家が一体となる
IFRSの導入は、企業にとって会計・財務報告のみならず、税務、内部統制、システム、要員教育と広範な影響を及ぼします。デロイト トーマツ グループは、コンサルティング、内部統制、税務、ファイナンシャルアドバイザリーサービス等の各分野の専門家が連携してプロジェクトチームを組成し、会計のみに留まらないIFRSに関するワンストップサービスを行います。

インダストリーフォーカス ― 業界の特性を重視
IFRSは、原則として業種別の基準を定めていないため、業界特有の事象への対応が課題となります。デロイト トーマツ グループは、グローバルなインダストリーネットワークを活用し、IFRSの導入にあたって業種別の先行適用事例や経験豊富なメンバーのノウハウを活用し、最適な解決策を提供します。

IFRS導入における各分野のデロイト トーマツ グループのサポート

会計・財務報告
デロイトおよびデロイト トーマツ グループの知見を活用しながら、クライアントと協働して論点を整理し、検討を進めます。また、独自の影響分析用ツールやアカウンティングポリシー作成ツールなどを活用し、様々なアドバイス、助言を行うことが可能です。

経営管理
コンサルティング部門を中心に、管理会計制度設計、業績評価指標の設定など経営革新を助言します。

組織
コンサルティング部門を中心に、シェアードサービスセンターの設立などを含め、IFRS時代に適応したグローバルな組織改革を助言します。

要員
IFRS専門家によるトレーニングやセッションを実施します。IFRS教育用の研修教材も提供可能です。また、コンサルティング部門が、IFRS導入に伴う、グループ全体の意識・行動の改革を助言します。

ITシステム
コンサルティング部門を中心に、デロイトとの連携を取りながら、会計システム、周辺システム、連結システムにわたり、要件定義から、システムの導入までのアドバイスを行います。

内部統制
内部統制の現状分析からあるべき姿の設計まで幅広く助言します。内部統制専門家がアドバイスを行います。

税務
税務専門家が、税務に関連するインパクト分析、税務申告プロセスに及ぶ影響と、その対応についてアドバイスを行います。